舞いあがれ!で劣等感が襲ってきた件

まず先に言っておきたいのですが、私は舞いあがれが好きです。
朝ドラをこんなにちゃんと見るのは初めてで、在宅勤務なのに早起きできるようになったぐらい。
なんですけれども、先週の回を観ていてタイトルのようなことになったのも事実で……。

先週は帯広課程を無事に終えて一区切りって感じでしたが、舞ちゃんと柏木も付き合っちゃいました。
こうなるのは分かってたし、そんな展開ダメだ!舞ちゃんはそんな子じゃない!とか言いたいんじゃないんです。
ほんとよ?

昔を思い出したんですよね。学生の頃とか。
その時は、というか今もきっと変わらないだろうけれど、好きな人とは友人レベルとかの人間関係ですら距離を詰められないレベルのビビりだったんですよ。
なので、「好きな人が気がついたら他の人と付き合っていた」というシチュエーションに数知れずぶち当たっていました。

そりゃ、何もしてないんだから当たり前なんだけれども。

でもそこで無知で哀れな若者は思うわけです。
「なんであんな奴と…?」
どうにかして納得できる理由を探したいけど、どうにも見当たらない。自分から見た「あんな奴」はどうにも良さが分からない。
そうやって逡巡している間に、仲良さそうにしている姿を見かけてさらに落ち込んで、という具合になる。

そんなアホだけど微笑ましい(と思わないとやってられない)過去の記憶が、舞いあがれを観ていたら不意に蘇ってきた、という次第で。

別に舞ちゃんガチ恋勢ではないので昔とは状況が違うけれど、青くて痛々しい自分がかつていたんだなぁと、懐かしんでしまうような瞬間にちょっとびっくりしてしまったというか。

だけれども柏木くんはちゃんと人間味のある熱い人で、水島を想って涙を流せる姿を観ているから、舞ちゃんと付き合っても不自然でなかったのが救いかもしれない。

色んな感情を揺さぶるいいドラマだと思います。ほんとに。
できれば同じようなことは思い出さずに続きを見たけれど。

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