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【6月】ワクチン接種!?~コロナ禍でのポーランド留学~

ポーランドでの生活の折り返し地点となる6月。6月はとても充実した月だった。

ワクチン接種

6月2日(水)、ポーランド来てからの一大イベントの一つが間違いなくこのワクチン接種。なぜポーランドで打とうと思ったのかというと、夏に日本帰国前にヨーロッパの他の国に旅行したいなという願望があったから。ヨーロッパではワクチンパスポートの導入が議論されており、海外旅行するなら打っておいたほうがいいかなと考えたから。ただ、外国人としてポーランドでワクチン接種するのは簡単ではなかった。PESELというマイナンバーを自分は持っていなかったので、ネット経由での予約ができず、結局プライベートドクターにお金(約3千円)を払って、予約を取ってもらうことに。この予約までの手順が複雑すぎて、現地の先生に手伝ってもらっていなかったらたぶんあきらめていた。ファイザーを打ったが、一回目の副反応は腕の痛みだけだった。

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グダンスク旅行(マルボルクも)

6月3日(木)~6月5日(土)、ワクチン接種の翌日だったが、聖体の祝日(Boże Ciało)が木曜日にあり続く金曜日も大学がお休みで、4連休だったのでバルト海の街グダンスク(独:ダンツィヒ)に二泊三日で行くことに。ロックダウン明け、かつ連休ということもありかなり賑わっていた。海沿いの街ということもあり、明るく開放的な雰囲気。旧市街を歩いたり、ビーチで夕陽を眺めたりとバカンスモード。

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二日目には、世界遺産のマルボルク城がある街マルボルクへ。マルボルクにはこのお城ぐらいしか観光地はないが、この城がとにかくでかくお城だけでも満足できる。

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ジュジェル(żużel)

ジュジェルっていうモータースポーツ知っていますか?自分はポーランド来るまで聞いたことすらなかったですが、簡単に説明すると自チームから2台、敵チームから2台の計4台でスタジアムの砂状のトラックを何周か回って順位を競うスポーツです。見た感じは競輪みたい、だけどギャンブルではなく純粋に自チームを応援するだけ。6月18日(金)、そのジュジェルというモータースポーツを観戦しに初めてスタジアムへ。レース中は爆音が響き渡る。ルール自体は簡単なので素人でもある程度は楽しめた。

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書道体験教室

6月19日(土)、20日(日)、近くの博物館主催で日本の書道体験教室が開かれ、そのアシスタントとして参加することに。まず初めにポーランド語で日本の書道の文化を数分で紹介、その後はポーランド人の行使にバトンタッチして、自分は完全にアシスタントに徹する。書道なんて小学生か中学生ぶりで自分自身も学ぶことが多かったし楽しめた。

初日は7名、二日目は11名のポーランド人が参加してくれた。これだけのポーランド人が日本の文化に興味を持ってくれていることが嬉しかったと同時に、質問されてもうまく受け答えできない自分の不甲斐なさを感じた。もっとポーランド語を頑張らねば。コロナ禍での留学だけど、徐々にこうやっていろいろな人と交流する機会が増えてきて、改めて人と交流できることのありがたみを感じた。

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授業終了

6月中旬になると、期末テストの時期になり、テストが終わると当たり前だが授業ももうなくなる。この時期から、今までできた友達と会うのも今回が最後となる回数が増えてきて、もうすぐ留学も終わってしまうんだという実感が湧いてくる。出会いがあると別れもある、とは分かっている者のやはり寂しさが残る。次に会えるのはいつか分からないし、そもそも会える保証もない。

ヴロツワフ(ボレスワヴィエツも)

6月23日(水)~27日(日)、すべての授業が終わり夏休み突入。まず初めはヴロツワフという街に行った。ヴロツワフに行くのは今回が二回目。ヴロツワフはワルシャワに次ぐぐらい大きな街で、見応えのある街だ。ただ不幸なことに丁度この旅の時期に何かに当たってしまい私はお腹を壊していた。普段ならお腹を壊しても次に日には治っているのだが、今回は次の日になっても収まるどころか悪化、ひどい日には一時間に何回もトイレ行って観光どころじゃなかった。(笑)

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中日には陶器で有名なボレスワヴィエツという街へ。日本人観光客が良く来るらしく、博物館のパンフレットにはポーランド語、英語に並んで日本語のものが。小さな中央広場とその周辺を観光し、最後にお目当ての陶器をいくつか購入しヴロツワフに戻る。

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旅行後半は体調もだいぶ回復。最終日には3年前にカウチサーフィンというサービスで家に無料で泊めさせてもらったポーランド人夫婦と再会。子供が生まれていて、とてもかわいかった。

クラクフ(アウシュビッツとヴィエリチカも)

6月27(日)~7月1日(木)、ヴロツワフの次はポーランドの古都クラクフへ。クラクフは日本で言う京都のような存在。歴史的な街で、旧市街も広く、ポーランドで1位2位を争う人気都市。クラクフも実は二回目の訪問。現地の友達にあったり、中日にはあの有名なアウシュビッツへ行ったり、岩塩鉱で有名なヴィエリチカに行ったりした。クラクフ滞在の頃にはお腹も全快で久々に思う存分グルメを楽しめた。

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