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補聴器:はじめに(コストコKS7.0)

補聴器への誤解

補聴器を使用し始めて7年ほど。
補聴器を使う前の私の誤解は…

 ・補聴器を使うと健常時と同じ程度に聞こえる。
   ・聴力低下が防げる。

これは間違いで、健常時と同じようには聞こえないし、聴力低下は
むしろスピードアップしました。(45dB→70dB AHL)

そして、聴力低下よりも怖いのが言語認知機能の低下です。(APD)

「脳の劣化」、これを体感することになります。

https://www.signia.net/ja-jp/blog/global/hearing-health-auditory-processing-hearing-loss/

聞こえ、本当に大事にしてください。

私が使用している補聴器

補聴器、これが結構 曲者と言うか奥が深いです。

私はコストコの補聴器を使っています。
コストコの回し者ではありませんが、いいですよコストコの補聴器。

RIC(Receiver-In-Canal)型補聴器

KirklandSignatureはご存知コストコのPB(プライベートブランド)です。

そのPBの補聴器(KSX.Xと略される)は約2年毎くらいに新しくなり、数字が大きくなるほど新しく、2022年時点では10.0となっています。

これらを製造している会社は

 6.0=GNリサウンド
 7.0=シーメンス

と、有名ブランドが作っています。

有名ブランドの補聴器と何がちがうのか?と聞いたところ「DownGrade版です」と店員さんの回答。

例えば高級品と同じ工程で作られるが試験を一部割愛するとか、そのような差異をつけているとのこと。

いまどきの補聴器

補聴器は非常に高価でハイエンドクラスだと両耳で100万円越えです。

そして補聴器は1~2年毎くらいに進化しており、日本のメーカーが追従できないくらいに海外有名ブランドはその先端を走っています。

例えば・・・

 ・MFi(Made for iPhone,iPhoneと補聴器を接続を保証)
 ・リチウムイオン電池化
 ・bluetooth接続
 ・リモートでの調整

など、本体の機能の進化だけでなく補助機能の進化も目を見張ります。

もし国産好きの方がおられても補聴器だけは海外ブランド品を買うべきです。

私、補聴器推しですが使い分けもしています。
私はAmazonの中華製チョー怪しい集音器も使っています。

そして先にも書きましたが奥が深いです、補聴器。

 ・フィッティング(季節毎の聞こえ方や調整者とのやり取り)
    ・イヤーピースの形状
   ・空気電池にまつわるアレコレ
   ・周辺機器
   ・スマホ用アプリ

などなど、人間は目から80%以上の情報を得ているとは言え聴力も奥が深いです。

これらの補聴器の話と私なりの気づき点を書いていきたいと…と、言いますか自分への備忘録です。