令和5年度最新! 航空大学校3次試験 内容詳細
はじめまして。
はうると申します。
今日は令和5年度の航空大学校 3次試験について詳細に記していこうと思います。
今後受験される方の参考になれば幸いです。
① 日程・試験地
日程:1月24日(火)から2月7日(火)までの間で指定される日
場所:航空大学校 宮崎本校
3次試験では、いよいよ憧れの航空大学校で受験することになります。
試験の日程については、二次試験の合格発表日に案内があります。
合格者を北から南へ、受験番号ごとに1日で18人ずつ割り振られます。
最終試験でもあるため、合格まであと一歩の大事な大事な試験です。
② 大まかな流れ・雰囲気
当日では、一緒に受ける18人の受験者がAとBの2チームに分けられます。
Aチーム:9人
Bチーム:9人
といった形で分けられ、控室を共にする大切なメンバーとなります。
令和5年度ではBチームの方が豪華な控室でした。笑
そしてこの9人の中で、
「午前面接、午後シュミレーター」 の人と
「午前シュミレーター、午後面接」 の人で
分けられます。
航空大学校受験の素敵なところは、その日知り合った全員で受かろうとするところです。そのため、午前に面接を受けた人が午後組にその内容や注意点などを共有してくれます。そして午後組はシュミレーター試験の注意点などを彼らに共有するのです。
「ギブアンドテイク」とはまさにこのことだと感じました。
そして前述の通り「皆で受かる」という気持ちだからこそ1日で仲良くなれますし、受験自体も楽しく終えることが出来ると思います。
③ 操縦適性検査
早速、令和5年度の操縦適性検査の概要を記していきます。
まずは全員で操縦適性検査の説明を受けます。
コンピューター室のような部屋に移動し、12分ほどのビデオを観ます。
ビデオは前半と後半に分かれており、
前半:操作方法
後半:検査内容
という構成でした。また、ビデオに関する質問は不可でした。
また、令和5年度の操縦適性検査は全てCDによる実施でした。
検査官が2人いらっしゃいましたが、アドバイスなどは無くCDの指示に従って操縦するという形でした。
本番の検査は2種類に分かれており、以下がその内容です。
検査1
直線飛行
①10度ピッチでの上昇30秒(チェックと言う)
②0度に戻して30秒(チェックと言う)
③−5度で下降30秒(チェックと言う)
④0度に戻して30秒(終了と言う)
⇒CDから検査終了の合図があるまで飛行を続ける
ちなみに、チェックの掛け声はピッチを調整してから30秒後に言うのではありません。
シュミレーターにタイマーが付いていて、本番では自分でタイマーをスタートさせます。そのタイマーが30秒をカウントしたら「チェック」と言います。その後10秒ほどかけて新たなピッチに調整し、タイマーを確認して60秒をカウントしたら「チェック」というイメージです。
私も受験前にこのような記事を読んで、チェックのタイミングはいつなんだろう?と疑問に思ったので記しておきます。
練習の際の参考になれば幸いです。
検査2
旋回飛行
5度ピッチ、20度バンクで、北から西まで270度旋回する。
東を通る時にEAST、南を通る時にSOUTH、西を通る時に終了とコールします。
これは前述の直線飛行と異なり、タイマーは使いません。
西(270度)を過ぎたら「終了」と言い、ピッチとバンクを0度に戻します。
少し経つとCDから検査終了の合図があるため、そこで操縦桿から手を離します。
以上が検査内容になります。
ここで、自由飛行時間なども含めた全体の流れを説明します。
① 入室
② 検査官の指示に従ってシュミレーターの椅子を調節する
③ 椅子の調整後、CDが再生される
④ CDの指示に従って、10分程操作方法を練習する。
その際、直線飛行と旋回飛行の練習ができる。
⑤ 3分間の自由飛行時間が与えられる。
⑥ 検査1
⑦ 1分間休憩
⑧ 検査2
⑨ 退出
操縦適性検査、なんとなくイメージできましたでしょうか。
細かな内容は変わるかもしれませんが、全体的な流れはあまり変わらないと思いますので、アプリなどを使いイメトレを繰り返すことが大事かと思います。
様々なサイト、記事でも紹介されていますが、私も練習に使ったアプリを以下に紹介します。
X-Plain というアプリで、なんと操縦適性検査で実際に使われる機種であるシーラスSR22があります。
シーラスを使うには500円の課金が必要なので、本番同様のイメージをしたい!という方は是非購入してみてください。
私はこのアプリとスマホのタイマーを用いて検査概要通りに練習しました。
イメトレも出来、非常に効果的だったと感じています。
また、シーラスSR22を購入しなくても他の小型機が使えるので練習には十分です。
3次試験を控えている方は是非インストールしてみてください!
④面接形式・雰囲気
次に面接について記していきます。
あらかじめ伝えられている面接時間になったら、面接部屋まで行き入室。
その際、ノックの回数(3回)や入室の作法は事前に案内があるのでそれに従います。
構図としては受験者●1人に対して、面接官○が3人います。
〇 〇 〇
机机机机机
●
受験者
時間は25分。
3人いるうち10分程度ずつ面接官一人一人から質問されます。
最初はアイスブレイクで「宮崎は初めてですか?」など聞かれる。
全体的な雰囲気としては本当に人によると思います。
噂によれば、1次試験の点数が良くない人は圧迫気味だとか、色々説がありますね。
総じて感じ方は人それぞれなので、それを圧迫面接と思うか思わないかは受験者の経験とメンタル次第だと思います。
⑤ 面接内容
最後に、私の面接内容を記していきます。
個人を特定できてしまうため有料とさせていただきます。お許しください、!
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