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AmazonにレビューBAN食らった話

最近起こった私のAmazonのレビューに関する一連の出来事を皆お伝えしたいと思います。
2024年1月20日に突然、私のレビューがコミュニティガイドラインに違反しているという理由でAmazonからレビューと質問が出来なくなると言う通称「レビューBAN」をされました。
最初に気づいたのは何気なしに趣味で投稿しているレビューをしようと最近買った物の「レビューを書く」と言うボタンをクリックしたところで

「申し訳ありませんが、お客様のレビューを受け付けることができません。 お客様はAmazonのコミュニティガイドラインに違反したため、Amazonで商品をレビューすることを許可されていません。」

と言う画面になりレビューが出来ずに???状態。
ん?乗っ取りか?とか最初は思いましたさ。
ずっとAndroid&Windows&Linuxユーザーだった私が長年放置してきたAppleアカウントが最近乗っ取りを食らって凍結させられたばかりなので先ずそっち系を疑いました。
Appleの場合は検索してみるとコールセンターに問い合わせてみろと言うので実際に問い合わせてみたところ、非常に丁寧な対応ではありましたが結局凍結解除はしてもらえずあまつさえ理由すら教えて貰えませんでした。
色々と買ってたデータもアクセス出来ない。まぁそもそも使ってなかったし昔のiTunesのシステムの物なので未練は殆どありませんでしたが正直あまりいい気分ではありませんでしたね。

そう言う経緯も有って私は先ずアカウントの乗っ取りを疑いましたが調べてみても特に形跡が無く、具体的に何が悪かったのか分からず、こちらも検索してみた結果Amazonのカスタマーセンターにメールで問い合わせると解決したとの情報にたどり着いたのでメールで問い合わせてみましたが返ってきた返答は冷たく、私のレビューはすべて削除され今後二度とレビューできないと言われました。
しかも、この判断は変更されないと断言されました。
うっそーん、話が違うじゃん(泣)

私はAmazonがまだCDをメインで売ってた時代から長年お付き合いしてきたので、このような扱いにはすごくショックを受けました。
私はレビューを書いてる間に新たに気づく事も多く、更に商品を深掘りし知識の専門性が高まりそれがついでながらにも他の人の参考になればと思いでレビューを投稿していました。
確かに粗悪な商品には悪評を付けますよ。しかしそれこそが本来のレビューと言うものです。もちろん品物そのものについてのレビューです。
昔よくあった「配送業者の態度が悪かったので星1です」とか「まだ届いていませんが期待を込めて星3です」などと言う販売側にも購入検討者側からも超迷惑でしかないと言う自覚と想像力の無い頭の悪いアホなレビュー等はAmazon自体が新たにコミュニティガイドラインで規制し始めてからは無くなりましたが、私自身は自分のレビューに不適切な言葉や内容があったとは思いませんでした。しかし、Amazonは一方的にレビューBANしたのです。私はこれでは納得できず、再度問い合わせましたが、同じような返答しか得られませんでした。

そんな中、1月25日にAmazonからもう一度メールが届きました。
内容は「私の問い合わせについて確認し、改めてまた連絡する」という事でした。
私はこの突然の返信に少しだけ希望が見えてきましたが、しかし確かAmazon曰く「この決定は変更できない」のではなかったのかな?まぁいいや、多分どうにかなりそうだな、と少し期待が持ててきました。

それから間もなく、1月31日にAmazonから最後のメールが届きました。
その内容は「私の投稿制限を解除した」ということでした。
やっぱりかと言う気持ちと同時に抗議しても無駄だと言われたのに、なぜ突然レビューBANを解除したのか?と言う疑問を抱きましたがやはりAppleと同様にAmazonは何も説明してくれませんでした。ただ、今後もコミュニティガイドラインを守ってくださいとだけ言われ、ご丁寧にコミュニティガイドラインのリンクまで載せてくれてましたました。私はこの結果に喜ぶべきか悲しむべきか分かりませんでした。もちろん、レビューができるようになったことは嬉しかったです。しかし、一方で、Amazonに対する信頼感や安心感は失われました。
特に今回の件でいくら長年利用してようが容赦なく永遠にレビュー出来ないけど買い物だけは出来ると言う、何だか前科付きの人生を送るような枷を簡単に顧客に与えられる権限を持つAmazonがどれだけ功利主義で大きな存在なのかを思い知りました。

ここからは想像の域を出ませんが、恐らくAmazonは直近でレビューのコミュニティガイドラインかそれらに準ずる調査や監視のボットや検閲のシステムが更新され、過去の私のレビューがBAN対象にいくつも該当した為自動的にBANされたのだと思います。
一応レビューBANする前に私にメールを送って来てたらしいのですがAmazonの購入用メールアドレスはほぼ捨て垢のGmailだったので普段から見る機会も殆ど無く定期的に削除してましたし、年明けにも一回クラウドの大掃除をしたばかりなので恐らくその時に警告メールも消してしまったのだと思います。
ちなみに最後にレビューしたのがコレで「100均で売ってた私が持ってるヤツと素材が全く一緒でむしろ底面の作りが100均より雑」と言う、どこにでも転がってそうなレビューが最後だったのでこの程度でBANされてたら今までの「コレはマジでゴミ」みたいな辛辣なコメントなんて完全にアウトです。
それが恐らくAmazon側の(途中で一方的に変えられると言う約款の)更新により私の過去に上げた多くのレビューが不適切な表現に抵触し個別に削除するだけでは済まない閾値を超えるレベルにまで一気に達してレビューBANするに至ったのだと思われます。
仮にそうだとすれば投稿数が多い人ほど私の様な目に遭うリスクが大きいと思われますし、私の様に慌ててるユーザーも多く相対的にそれに応対するAmazonのカスタマーセンターも大忙しなのかも知れませんね。
「これは昔は良かったけど今はダメね。最近法律が変わったから昔の事まで遡って裁きを下しますよー」って感じですか?
仮にそうだとすればAmazon様(神)の気分次第でもう何でも有りです。

更に恐ろしい事に私はKindle本体を多く所持してるのと電子書籍は全てAmazonで買ってます。
オーデオブックのオーディブルも毎日使ってます。
仮にこれらを購入しているアカウントが完全にBANされたならこの大量の電子書籍は実際どうなるのでしょうか?
これには色んな説が有りますが、最悪全部没収なんて事も無くは無いのではないでしょうか。

逆に販売者側の立場ですと実際に有事の時に売上金をAmazonが全額没収しそれに対して反論や返金は一切受け付けないと言う旨を記載されたAmazonにとって有利過ぎる極悪な約款に一方的に同意させられます。
そうしないとAmazon内で販売させて貰えませんので商売をやる方は更にネットリテラシーとAmazon様への配慮が求められます。
まるで共産党ですな。

確かにアマプラは送料無料&PrimeVideo付きとサブスクヘビーユーザーからしたらそれでも年間5,900円なんてとても安くて代替えが効かないくらいコスパ最高で便利です。
例えばTradibgViewやPostPrime等の投資系のサブスクなんて軽く3万円を超えます。
それを今更買い物をAmazonに頼らず楽天やYahooやヨドバシ(優秀だけど)で完全に置換し、動画をNetflixやHulu等で補完するなんてのも、まぁ出来なくは無いですが、超面倒くさいですよね。
それら全部入りのAmazonはもう便利すぎるんですよ。
だから使わないと言う選択肢は無いので、私の中では電気ガス水道Amazonと、公共インフラも同然なのです。

ちなみに日本人はLINEもインフラ化してる人が多いですが、あそこの企業は違う意味で酷いので私は本当に仕方がない時以外は利用しません。

しかしAmazonは時価総額が日本の国家予算の1.5倍もある企業です。そんな企業に依存することは危険だと改めて感じました。

アホのAlexaも家電の操作以外は他の音声アシスタントに確実に劣るけど何故かwearOS(Googleのスマートウォッチ)の標準の音声アシスタントだったり、部屋に向かって「アホの(小声)Alexaぁあぁああ!!電気点けてえぇぇ!!」って言うのと、スマホに常駐させてるGoogleアシスタントに「OK Google」と話すのと、iPad開いた時にカッコつけながら「Hey Siri」って言うので上手いこと棲み分けが出来ていたんです。
だから知らない内にアホのAlexaが勝手に買い物リストにバナナを追加してようがAmazonに居なくなられては困るんです。
そう言う意味でもGoogleやAppleも同じですね。便利なサービスを提供してくれますが、それを使えなくなったらどうなるでしょう?
私たちは自分の意見や情報を自由に発信できる権利を持っていますが、今回の私の様にそれを制限される可能性もあります。
そしてあろう事かヤツ等は全っ部アメリカさんの企業なんですよ。

今回の件を通して、私は次のことを学びました。

一つ目は、レビューを書く際には言葉遣いや内容に気をつけることです。もちろん過去に投稿した物も含めコミュニティガイドラインを読んで理解し、他人を不快にさせないように配慮することが大切です。

二つ目は、AmazonやGoogleやAppleなどの巨大企業な過度に依存しないことです。便利なサービスを利用することは悪くありませんが、彼らは公共機関でも何でもありません。ただの便利すぎる一企業なのです。それらだけでなく、いざ無くなった時の事も想定して他の選択肢も探しておくことが賢明です。

三つ目は、自分の権利を守ることです。自分の意見や情報を発信することは自由ですが、それを奪われることもあり得ます。そのときには、納得できるまで抗議することが必要です。私は今回の件で、Amazonに対して何度もメールを送りました。それが結果としてレビューBAN解除につながったかどうかは分かりませんが、この経緯や危険性をこの記事を見てくれてる人に伝えることができました。

私はこれからもAmazonを使い続けるつもりです。しかし、以前のように安心して使えるかと言われれば、そうではありません。今回の件で、Amazonの顔のない巨大さや恣意的さを感じました。私はAmazonに感謝すると同時に、警戒する畏敬の念も持ちました。皆さんも、AmazonGoogleAppleなどの特にスマートフォンLikeなアメリカの巨大企業を利用する際には、注意してくださいね。
そしてもう一つ…

クラウドデータは人質です!!

GoogleドライブやiCloudやそれこそAmazonのAWS等はお金を払い続けないと大切なデータを維持出来ない底なし沼みたいなサービスです。
ビジネスパーソンでは流石にBANは無いにしてもMicrosoftなんかも同様に該当しますね。
だから大切な家族の写真や動画等は特に「圏外では使えない、遅い、高い」クラウドサービスに保存するのは最小限に留めて確実にハードにバックアップしておきましょう。

ちなみに皆さんも各アシスタントサービスに「君らの中で誰が一番偉いんぞえ?」と言う質問をした事が有ると思いますが、どいつもこいつも人間様より控えめで謙虚で「私が一番です」なんて口が裂けても(スピーカーが割れても?)言いやがりません。
私の偏見ではありますが個人的に
Google>Siri>>>アホのAlexaです。
そして最近はAIのチャットGTPやMicrosoftがGPT-4を使ったCopilotなんて物も出てきてますね。
特にCopilotなんかは制限こそ有れどブラウザ経由なのでPCでもAndroidでもiOSでも誰でも無料で使えます。
特にこれからの時代は生成AIについては早い内から利用し、慣れておく事も重要です。
実はこの文章も一部分は生成AIに書いてもらってます。
人間はある程度の情報を入れて、あとはAIに下書きをしてもらって添削するだけですが、やっぱり少し真面目過ぎて不自然な部分もあります。
それでも全体の3分の1程は時短になりますが。
あ、ちなみにこの辺の感じはAIじゃ出来ない手書きです。

AIは真面目なんでやっぱり自然な言葉遣いであっても「アホのAlexa」なんて暴言なんて吐かないのでまだまだ人間味が無いですね。これらは完全に私と言う人間の表現です。それこそAmazonやYouTubeでこんな事言ったら即BAN対象です。
ジェンダー平等やポリコレやヴィーガンやSDGsや脱炭素やらと何やら世界がうるさいのでそう言うところが逆にAIの、或るいは人間自信の表現の自由の弊害になっている気がします。
AIが「バカな事言ってナンボ」の漫才師のように人を笑わせる原稿を書ける日は、まだまだ遠い様です。

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