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全国統一小学生テストのイメージが変わった

こんにちは。三上圭です。北海道札幌市内の中学受験塾で算数の指導をしています。

2021年6月6日に第28回の全国統一小学生テストが行われました。私の中の「全統小」というものの捉え方が変わってきたのを感じ、備忘録を兼ねてブログに残すことにしました。

一言で言ってしまうと、水平比較より垂直比較の意味合いを強く感じるようになった…というところなのです。以下に詳しく書いていきます。

学力の大運動会

これまでは(正直なところ)塾生でない方に塾を知ってもらうイベントと捉えていました。実際、このイベントを経由して入っていただく方が非常に多いのが現実です。

それが最近は「定点観測」という意味合いを強く感じるようになっています。とりわけ、低学年ではテストのたびに子どもたちの『できること』が増えていくように思います。こんな言葉を知ってるんだなー、やこんなことまで考えられるのか!などなど…

ずいぶん前の話ですが、統一テストの前身である学力測定テストに「学力の大運動会」というサブタイトルがついていたことがありました。当時は全くピンときていなかったのですが、今はわかる気がします。
運動会って、子どもの徒競走の順位や集団行動の出来栄えをそんなに気にしないですよね。それよりも「あー、こんなことができるようになったんだな」とか「みんなとこんな感じで協力してるのねー」なんてことが目に付くのではないでしょうか。そうやって、子どもの成長を実感する。そして、なんだか感動したりする。笑

全統小も「運動会」のようなもので、半年前までできなかったことが、できるようになっている、そんな定点観測をしてもらえたらいいなーと感じています。

6月20日頃から、順次成績表が返却されてくるはずです。得点も全国順位も、偏差値も、もちろん気になるとは思いますが、問題用紙を片手に正誤表をチェックしていただき「へー、こんなのができるの!」とか「こんなこと知ってたんだ!」などなど、お子さんの様子に興味を持っていただけたらと思います。

きっと、新しい発見があるはずです。

保護者の皆さまのサポートと、お子さんの努力が、素敵な合格の花を咲かせますように!

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