自習句~初虚空蔵についての疑問
幼稚園のTwitterお題とは別に、某文学賞に向けて作句中のワタシ。
50句出さなければならず、なかなかのボリュームがあります。
幼稚園で詠んだ分だけであれば、200句近くあるので楽勝のように感じていました。
が、問題は季節が「春」(最近は夏もポツポツと)に偏っていること。
さすがに、あまりにもアンバランスなので、これから梅雨に向かうにも関わらず、季節外れの年末年始や、冬の句にも取り組んでいるわけです。
そんな中で、迷った作句が一つ。
きごさいによると、次のような記載があります。
初虚空蔵(はつこくうぞう/はつこくうざう) 新年
ところが、私が舞台にしたのは柳津町にある福満虚空蔵尊の「七日堂裸参り」。
他の虚空蔵尊でも「七日堂裸参り」があるのか調べてみたのですが、どうも柳津の圓藏寺特有の行事のようです。
縁日の定義からすると、圓藏寺の場合、どうも「七日堂裸まいり」が「初縁日」になるのでは?と思うのですが、きごさいの説明とずれが生じますよね。
要は「初縁日」の解釈の問題なのですが、どうなのでしょうか?
きごさいの説明に忠実に従うと、七日堂裸まいりは「初縁日」とはなりません。
なので、先の句は成立しないということになります。
(別の季語で詠むしかない)
さすがにローカルすぎて情報がないので、他の地域の方々のご意見を伺ってみたいです。
面倒で申し訳ありませんが、お知恵を拝借できますと幸いです🙏
これまで数々のサポートをいただきまして、誠にありがとうございます。 いただきましたサポートは、書籍購入及び地元での取材費に充てさせていただいております。 皆様のご厚情に感謝するとともに、さらに精進していく所存でございます。