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新チームの作り方(チームデザイン編)-創設半年で15名の選手が集うチームが教えます。

倉敷ジュニアリバティーズは、令和3年4月に創設しました。

創設から半年経って、現在は15名の選手と活動をしています。

岡山県倉敷市という地方都市で、道具もない、人もいないところから親子2人で立ち上げたチームになぜ15人もの選手が集まってくれたのか。

そのプロセスをご紹介し、これから新しいチームを立ち上げようと思っておられる皆さまへ少年野球チームはどのようにして作ればいいのかをお伝えしたいと思います。

これは!と思う点がございましたら参考にしていただけたらと思います。

こちらの記事は下記の通りの内容になっています。

新チームの作り方(チームデザイン編①)

〈目次〉

①チーム方針やチーム理念をデザインしよう

②チーム名をデザインしよう


デザインとは、「企画する、設計する」という意味です。

つまりこのチームはどんなチームなのかという事を、企画し設計していきます。

それでは、あなたの理想のチームを一歩ずつデザインしていきましょう!

①チーム方針やチーム理念をデザインしよう

まず、最初に決めるのはチーム方針やチーム理念です。

正直なところ、ここが全てという気もします!

要は、地域を見渡して既存のチームさんといかに差別化していくかが大切であり、そうでないとチーム設立する意味がありません。

なぜなら、既存のチームさんの方が実績や練習場所、道具、応援してくれる保護者やOBも圧倒的に充実しています。チーム経営のノウハウもすでに確立していますので、選手にとっても保護者にとっても安心感があります。

ここまで読むと、チーム立ち上げの意欲が失せてしまうかもしれません。では、どうやって既存のチームさんとの差別化を図るのか。

そのためには、もう一度原点に立ち返りましょう!

なぜあなたはチームを立ち上げようと思ったのでしょうか?

きっと、チームを作りたいと思ったあなたには理想があるはずです。

野球界を変えたい、新時代のチームを作りたい、こんなチームに子どもを入団させたいと思っているのに周りに無い、古き良き時代の野球を取り戻したい…などなど。

その理想を、純度100%で実現させてください。理想の全てをチーム理念やチーム方針の隅から隅まで行き渡らせてください。

チームとしてのカラーがハッキリしていればハッキリしているほどいいと思います。

挨拶、礼儀を重んじるチームなのか、選手の自主性を重んじるチームなのか。

勝つ事に重きを置くのか、選手の育成が最優先なのか。

運営体制はどうするのか。保護者会の扱いは。当番は必要なのか。

これらが定まってきたら、チームの規約として文字に起こしてみましょう!


きっと、あなたの理想のチームが出来上がるはずです。

そして、あなたの理想が時代に求められているのであればきっと仲間は集ってくれます。

多くの少年野球チームでは保護者の入れ替わりや指導者の入れ替わりでチーム理念やチーム方針がコロコロ変わるチームがあります。そんな状況では同じチームでも時代を超えてつらぬく理念は存在しなくなります。そうなってしまえば、チームに理念は無くなり、形骸化した物(行事や当番のやり方など)だけが残り、それが伝統という名の怪しい言い伝えになります

私はそれを伝統では無く、呪いと呼びます。笑笑

これから、何年、何十年も続いてほしいと願うチームの最初の一歩です。

妥協せず、あなたの理想のチーム像を描いていきましょう。それがきっと他にはない唯一無二のチームになる近道だと思います。

ちなみに、我々、倉敷ジュニアリバティーズのチーム方針やチーム理念などは下記のリンクに掲載していますので参考までにご覧ください。


②チーム名をデザインしよう


チーム理念やチーム方針が決まったら、チーム名をデザインしましょう。

名は体を表す…ということわざもあるように、チーム名を見れば、そのチームの方針がわかるようなものがベストですね。

例えば

fighter「戦士」
ranger「部隊」

など闘いを現す言葉や、

jaguar「ジャガー」
phoenix「不死鳥」

などの動物を表す言葉なども定番ですね。

他にも

power「力」
dream「夢」
victory「勝利」

などの抽象的な概念を表す言葉はチームが大切にしている考え方を表すためには最適かもしれません。当チームのlibertyも「勝ち取った自由」という意味を表しています。

さあ、あなたの理想のチームです。
恥ずかしがらずに、愛すべき名前をつけましょう。

思い切って、贔屓のNPBやMLBのチームに倣って名付けるのもいいかもしれませんよ!

と同時に、チーム名は語感も意識していきましょう!

これから何度も呼ぶ名前です。語感の響きや口に出して呼んだときの印象なども考えるといいと思います。

これら語感の響きは、ネーミング戦略として商品開発などの際に意識されています。

ネットで検索するだけでかなりの量の参考になるサイトが出てきますので、一度、ご覧になられるといいと思います。



いかがでしたでしょうか?
ここまでをまとめると以下の通りになります

まとめ
①チーム理念やチーム方針は、あなたの理想を大切に。妥協せずに、思い切り理想を追求しましょう。

②チーム名は理念や方針を表すものであると同時に語感を意識して呼びやすい、呼びたくなるような響きを持つものになるように心がけよう。

次回は、チームデザイン編②「チームカラー」についての記事を掲載いたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!また次回をお楽しみに。

let's go libertys!

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