親からもらった大切な体

　お久しぶりです。神坂玲羅あらため、月代満煌です。

　私は今、仕事を休んでこの文章（？）を書いています。
私のTwitter（意地でもXと呼びません）をフォローしてくださっている皆様なら何となくお気付きかと思いますが、私は精神的に病んでいます。
ネガティブなことや自己否定を無駄に連投し、皆様のタイムラインを汚染しています。
では、私はなぜこのようになってしまったのかを綴ってみます。久しぶりに文章を書くので、おかしな点があったり、読みづらさを感じたりするかもしれません。お許しください。
　
　私は今年の4月から社会に放たれました。就職活動中にご縁があった2社のうちの1社に就職しました。このことから察しがつくかと思いますが、私は仕事を探す気がほとんどなく、ただ焦りと親への申し訳なさ故に就職活動に取り組んでいました。
　それまでも何か努力をして結果を残したことはなく、就活において有利になるとされることにも、何一つ取り組みませんでした。ほとんどやりたいことだけをやってきたようなものです。部活動やサークル活動も、ゼミも、ボランティアも、何もしませんでした。アルバイトも同じ場所では一年も持ちませんでした。バイト先の人とは表面でしか関わることができず、かといって仕事の覚えも悪く、馴染めもせずてきぱきと働くこともできず、唯一一年以上できたのは単発のアルバイトでした。
　また、私は働く上で何を大切にしたいだとか、こういった仕事をしたいなどといった理想もなく、どのような人間になりたいかもわからないのです。何か資格や得意なことがあればそれを仕事にするということもできたかもしれませんが、私は大学での学びを仕事に活かせるほど勤勉ではありませんでした。故に、本当にやりたいことを見つけられず、今の仕事をしています。
　しかし、今の仕事をするにはあまりに心が弱く、他者からの指摘を受け止める余力がありません。スルースキルも皆無です。また先ほども書いたように仕事を覚えることもできていません。しかもマルチタスクも苦手で、今やっている一つの作業の途中に違うことを言われると何もわからなくなり、本来やるはずの作業を忘れます。効率的に動くなんて夢のまた夢です。「端的にまとめる」ことも苦手です。だからこんなに無駄に長く書き連ねています。かなしいです。

　ただ、職場の人は皆いい人ばかりです。私がわからないこともすぐ教えてくださるし、気にかけてくださいます。とてもありがたいことです。しかしそれが己の無能さを際立たせます。惨めで仕方がないです。

　話を少し変えます。
そういったことに少しずつ耐えられなくなり、私生活でもいくつか問題が発生し、私はわけもなく涙があふれるようになりました。家でこうなる分には問題ないのですが、通勤中や休み時間にもこうなってしまいました。また、私は数年前からストレスにより後天的に吃音に近い症状が出るようになりました。最近はこれが治ってきていたのですが、あろうことか仕事中に再発しました。今の仕事は接客業なので、これは致命的です。お客様の前で泣いたりどもったりすることは、あってはならないと思っています。これが再発したあたりから、徐々に「やめてしまいたい」という気持ちが強くなりました。

　冒頭にも記した通り、本来今日は仕事に行かねばならないのですが、今は自宅にいます。会社の前まで行ったのはよかったのですが、向かう途中からどうしても涙が止まらなくなり、嫌なことをたくさん思い出しました。私は何がそんなに嫌なんだ。何が気に入らないんだ。出勤して8時間耐えれば大丈夫だよ。今は慣れてないからこうなっているだけで、そのうち慣れるよ。
　など、自分を宥めようと色々声に出してみましたが、どうにもなりませんでした。そして、会社に欠勤の連絡をして、文字通り泣く泣く自宅に帰りました。
　

　私は、自分が何をしたいのかわかっていません。今衝動的にやめたとしても、生活も苦しいし次の仕事が見つかる保障はないです。それは理解しています。しかし、出勤するたびに何もないのに涙が出てしまい、睡眠や食事にも影響が出てしまうので、正直に言うとやめてしまいたいです。
　
　また話は変わるのですが、「親からもらった大切な体」のようなフレーズを聞いたことがあるでしょうか。主に、ピアスを開ける、タトゥーを彫る、整形手術をする際などの反対意見として、「親からもらった大切な体に傷をつけるなんて」といったような形で耳にすることがあるかと思います。私個人としては、それらに関しては自己満足であり、自分を好きになれるのならそういった手段をとるのもアリだと考えています。それよりも、親からもらった大切な体だというのなら、その大切な体に宿る精神が蝕まれる環境に留まってしまう方がよくないのではないかな、と思います。なので、私は親からもらった大切な体で欠勤しました。

　近いうちに精神科・心療内科の受診を検討しています。何もなければないで良いのです。何かあったなら、それを改善できそうな方法を考えます。受信したらまた報告します。

　月代