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【二次創作】えだまめたろう

注意書き

この話は、小4~中1の間に作った、桃太郎的な二次創作話です。
手元のノートを整理するために書き込みました。クオリティは決して高くありません。当時の文体を残しての掲載に至っていますが、ところどころ加筆・修正を行っています。要するに、習作だと思って、読んでください。


 むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
 二人にはまだ子供がいません。
 ところが、おじいさんが畑仕事をしていると大きなえだまめがなっていたのです。あわてて、そのえだまめをもってかえりました。
 おばあさんと二人で食べようとしたときに
 「ウギャウギャ」
 と、一人のかわいい男の子がでてきました。
 「おじいさん、この子の名前はえだまめたろうにしましょう」
 「そうじゃな」
 と、おじいさんがいいました。
 えだまめたろうは、すくすくりっぱにせいちょうしました。
 そんなある日の事、えだまめたろうはいいました。
 「おじいさん、おばあさん、ぼくはようかいたいじに行きます」
 「そうかい、そうかい。なら、これをもっていきなさい」
 と、いっておまんじゅうをおばあさんがもたせてくれました。
 えだまめたろうはてくてくあるいていきます。
 近所のおじさんがいいました。
 「よう! えだまめたろう、どこへいくんだい」
 「ようかいたいじに行くんだ!」
 「なら、これをもってけ」
 と、いっておじさんは家から日本刀をもってきてくれました。
 もう少しあるいていくとこんどは知りあいのおばさんがいいました。
 「えだまめたろうどこへ行くの?」
 「ようかいたいじに行くんだ!」
 「なら、これをもっていって」
 と、いっておばさんは船をくれました。
 少しあるいていくとこんどはねこがいいました。
 「えだまめたろうさん、おねがいがあります。わたしをようかいたいじのおともにしてください」
 「いいよ」
 と、いってえだまめたろうはおまんじゅうをひとつあげました。
 もう少しでようかい島です。
 おばさんにもらった船でねこといっしょにようかい島につきました。
 えだまめたろうはおまんじゅうをひとつたべてから、ねこといっしょにようかい島へのりこみました。
 ねこはようかいをつめでひっかいて、えだまめたろうはおじさんからもらった日本刀でようかいを切ってようかいたちをたおしました。
 えだまめたろうはおじいさんとおばあさんとしあわせにくらしました。

おしまい


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