お客様との付き合い方

タイトルにははっきり書けないが、最近はこれにとても悩んでいる。再生エネルギー分野でしかもFITとなると問い合わせも多く頂くのだが、太陽光で成功された会社が次のビジネスとして、個人事業主様が興味をもたれるパターンなど様々だ。しかし、自分としては前向きに進めたい案件でも与信リスクのある会社や得体のしれない会社(会社URLがない、決算情報がとれない)と仕事を進めていくにはいくつかハードルがある。はっきり書かせて頂くと「騙されていないか」「倒産してとりっぱぐれないか」「受注した後もめないか」という懸念がある場合、取引を進めることは難しい。それは過去にさんざんそういう目にあってきた反省から。その過去を経験していない自分は何も言えないので、会社の方針に従うしかない。

以前「断る営業」というタイトルで書かせて頂いた通り、この仕事は「パートナー探し」が重要。でも実際に自分がお客様とお会いし先方のプランを聞いて相談を受けた後に会社の規模や与信を理由に断るのはとても難しく億劫だ。自分の心の声に従い「まずはいけるところまでいってみたい」という気持ちもある。会社の方針もあり、それはは理不尽なものではなく過去に経験に基づいた自己防衛である。一方で過去の経験をまだ取引もしていないお客様にあてはめるのもどうなのか・・・。

とても難しいところではあるが、こういった問題や障害があるから今の仕事は面白いと思える部分もある。既に完成されているビジネスであればこんなことは気にしないし(実際に前にいた部署では考えたことがない)、本来お付き合いする客先を見極める作業はビジネスをつくっていく上で一番大切な要素だと思う。

だから、自分が感じた通りにまずは行動してお客様を見極めるということをやっていきたいと思う。


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