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SDGs これからの企業の在り方

sustainable development goalsの頭文字をとったものであり、環境問題に関する枠組みかと思っていたが、それだけではないということを最近知った。
資本主義の世界で、ものすごい大勝ちしている企業がある一方でその犠牲となっている企業もある。服飾業界だと分かりやすく、高級ブランドメーカーが利益を伸ばす一方で、下請けの工場は老朽化しており、低賃金で働く人々が大勢いる。工場を違法建築で蛸壷のように大きくしていった結果、工場が崩壊して多数の方々が亡くなった。そうやって、金持ちがさらに金持ちになり、貧乏ものがより貧乏になる、これが世界の発展なのか?本来、世界中の人々が少しづつ幸せになることなのではないのか?その問いかけに対する答えだと思う。
私は株式投資をするのだが、その際にvorkers(今はopen workに名称変更)も参考にしている。なぜなら従業員の満足度が高い企業、報酬が高い企業、こういった企業は業績が伸びることが多いと感じているからだ。会社を強くしていくには株主対策だけではなく、従業員を満足させ仕入れ先、客先、すべて幸せにできることが重要で、実際にそれができる企業はきっと世の中にとって必要な存在にとなっていくので急に廃れることはないだろう、という考え方である。
(株式投資をしながら矛盾しているが)個人的には資本主義に限界を感じていて、経済成長の先に何があるのか、毎年数値目標を打ち出してそれらをクリアすることで株価を上げることは誰の幸せに貢献しているのか。
ウルグアイのムヒカ元大統領が言っていた、人は経済成長のために生きているのではない、幸せになるために生きているのだ、というスピーチが印象的で忘れられない。幸せは自分の心の中にしかない。
現実は、資本主義のど真ん中にいて金を稼がなくてはいけない。だけど、頭の中ではその行動が自分や家族、全体の幸せに繋がっているのか考えて仕事していきたい。

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