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【新感覚心理戦】カード当てポーカー【簡単】

私が自作したトランプゲームです。学校でかなり流行ったので紹介します。

2人が、お互いの手札や戦略を読み合いながら、ポーカーのように賭け金をつりあげていく心理戦です。

ルールは超簡単ですが(ポーカーのように役を覚える必要は一切ない)戦略が複雑なのでかなり奥が深いゲームです。

心理を読む力と、勝負強さのどちもが求められます。

準備するもの

  • チップ(紙に点数を書くなどで代用可)

  • トランプ3枚(区別可能な3枚のカードであればなんでもよい)

今回はジャック(J)、クイーン(Q)、キング(K)の3枚を使います。

ゲームの流れ

1.まず、3枚のカードをよくシャッフルして、2人のプレイヤが1枚ずつ受け取ります。

2.残った1枚を場に伏せて置きます。それぞれのプレイヤーは、自分のカードだけが見える状態で、場のカードが何かを予想していきます。(例えば、自分の手札がQであれば、場のカードはJかKのどちらか)

3.じゃんけんで先行・後攻を決め、交互に場のカードが何であるかの予想を宣言します。それと同時に、チップを賭けます。

4.具体的には、プレイヤーは自分のターンで3つの選択肢が与えられます。

①レイズ
②コール
③チャレンジ

①「レイズ」

相手より高いチップを賭けた上で、場のカードの予想を宣言します。
自分のカードがQであっても、「Q」と宣言して構いません。

②「コール」

相手と同額のチップを賭けます。宣言はせず、場に伏せてあるカードを開示します。
コールは、相手の宣言を確定させることを意味します。このとき、一番最後のレイズでなされた予想が当たっていれば、レイズしたプレイヤーの勝ちです。宣言が外れればコールしたプレイヤーの勝ちです。勝ったほうが賭けられたチップを受け取ります。

③「チャレンジ」

相手がレイズした金額の倍のチップを賭けます。場のカードの予想を宣言した上で、場に伏せているカードを開示します。
予想が当たれば、相手がレイズした金額だけチップを受け取ります。予想が外れれば、その金額の倍のチップを支払います。自分の予想に絶対的な自信がある場合に行います。

5.ベットの方式のバリエーション:

  • レイズは+1点という制限で20点先取制にする

  • 完全にポーカーと同じ賭け方にする(ギャンブルゲームとしても成立します)

基本的な戦略

このゲームにおいては、実は場のカードを予想する必要はありません。相手が間違えてこちらの手札のカードを宣言したとき、コールすれば必ず勝てるからです。よって、基本的な戦略は、誤って相手の手札のカードを宣言しないように気をつけることにあります。

相手のカードを宣言しないようにするための安全策は、あえて自分のカードを宣言するということです。もちろん、それを読まれてコールされれば負けてしまうので、この手段もノーリスクではありません。

相手がこちらの手札を宣言しても、あえてコールしないというのも戦略の一つです。賭け金を吊り上げることができることが可能だからです。

このように、相手の賭け方や予想の仕方をうかがいながら、相手の手札を推測していくのがカード当てポーカーです。

このゲームの醍醐味

このゲームの醍醐味は、金額が吊り上がるほどに、相手の手札を宣言してしまうリスクを回避して、自分の手札を宣言してしまいたくなる心理が働くことです。あえて地雷原に足を踏み入れるのか、それとも安全地帯にとどまるのか。もちろん、いつまでも安全地帯にとどまっていては、相手にこちらの手札を予想されてしまう。そういうヒリヒリ感を味わってみてください!!


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