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vol.17 フレア・ゴーストを抑える レンズフード。

こんにちは。
さて、今回は一眼レフのレンズの先っちょに絶対と言っていいほどよくついているアレ、レンズフードの重要性についてお話しします。


よくレンズの先に付いているこやつ、レンズフードと言いますが、キットレンズとかでカメラを買った場合は付いていない場合もあります。その場合はぜひ別売で売ってますので買ってください☺️

このレンズフードは、ちゃんと役割があって販売されてます(当たり前😌

このレンズフードがどういう時に役立つのか。
それは、太陽が照っている環境での撮影で役立ちます。

この写真は、晴れの日の午後4時ごろに逆光で撮影した写真です。

写真には映ってはいないですが、画角のすぐ上あたりに太陽があります。

その影響で、白くふわっとした雰囲気の写真になっています。

この上部から中心付近にかけて白く淡い光が回っていることを、

「フレア」

と呼びます。
この写真は柔らかい雰囲気を重視したのでこれでいいのですが、予期しない時にこの逆光の影響は邪魔な存在になります。

そして

この赤丸の部分に発生している光のことを

「ゴースト」

と呼びます。
このゴーストも写真の雰囲気を作り出すこともできるため、全部が全部悪いわけではないですが、場合によっては邪魔な存在です。

お待たせしました。この二つの現象、「フレア」と「ゴースト」を緩和させることができるのがレンズフードの役目になります。

この写真でフード有り無しの写真が無いため比較することは出来ないのが残念ですが…

販売されているフードの裏面を見ていただけると、フード自体はプラスチックや鉄製が多いですが、裏面には黒い柔らかい生地などが貼ってある場合が多いです。
これは光をフード自体が反射しないような設計になっていて、フレア、ゴーストを抑える働きを最大限発揮させるための設計です。(細かいところまで考えられていてエンジニアの卵としてはヨダレが出ますね🤤

さらに、レンズフードはレンズのカッコ良さを3割増しにしてくれる画期的パーツです☺️
フードをつけるだけでレンズがカッコ良くなり、所有感もマシマシです🤤

そしてレンズフードはレンズの前玉(ガラス)を守ってくれる役割もあります。
以前に保護フィルターのお話もしましたが、フードをつけることで直接レンズが何かモノに当たる確率は下がるので、レンズの保護にも繋がります。

さらに、雨や雪の撮影のときにもレンズに水滴がつきにくくなるため、これまた付けずにはいられない装備です。

ほら、もうレンズフードをつけない理由がないですね🤔

持ってないから買おうとしている方、レンズフードには種類があります。

円形フード


花形フード

フードには大きく分けてこの二つの種類があります。
特に花形フードは広角レンズによく採用されています。
広角レンズの場合、広く写すためその分取り入れる光の量も多くなることから、フレアやゴーストが出やすくなります。
そのためにフードの長さを画角に写らないギリギリまで伸ばし、画角に写る部分は削ることでよりカバー力を上げたものが花形フードというわけです。

円形フードは望遠レンズなどによく使われており、比較的遠距離を撮影するため、花形フードのように最大限まで伸ばさなくとも円形で十分にフレアやゴーストの原因となる光を遮ることができるため円形が採用される傾向があります。

フードは各レンズに合わせて各社販売しているため、そのレンズにあったフードの使用をオススメします☺️


フードはこのように大抵反対につけることで収納できるため嵩張ることなく、運べますので☺️
たまにこの状態のまま撮っている方を見かけますが、せっかく持ってるのならちゃんとした使い方しないと勿体ないですよ😫

さて今回は、レンズフードの重要性についてお話ししました。
つけるだけでフレア、ゴーストを抑え、さらにカッコ良くなる。

これはもう付けずにはいられない…

#写真
#写真初心者

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