異変を見つけたら、すぐに引き返すこと 最高位戦classicルール編

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zeRoさんにエールのnoteを書いていただきました。

打牌、早いかな? 僕は自分の放送対局見返すと 木原、はよ切れボケ と、いつも思ってしまうけどw

1回戦・南1局2本場

親番の玉村選手は4p5pは手出しの後、ツモ切り2回を挟んで打西でテンパイしました。

ドラ雀頭、高めタンピン11600のテンパイ。放銃したら地獄に落ち、ハッキリ言って犯罪です。

両面ターツ落としの後に3枚切れの字牌を手出し。その情報はキャッチしていたけれども

この時は、まだ警戒していなかったです。

玉村選手を警戒し始めたのは
この後玉村選手がツモ切りした、ある牌が理由でした。

この局、石井選手が4枚目の9sをチー。

後の捨て牌相的にチャンタ系
あるいは789の三色が濃厚に見えるはず。

僕はカン2mをチーしてテンパイを入れています。役牌絡みか、マンズの染めに見えるかもしれません。

最高位戦classicはノーテン罰符が無く、アガリ連荘のルール。つまりこのルールだと親番だからといって

アガリの見込めない手で頑張るメリットが少なく、特に終盤は押し引きがクリアになるのが特徴的です。

異変を見つけたら、すぐに引き返すこと

玉村選手は13巡目に9mツモ切りでした。

この9mは石井選手にも、僕の仕掛けに対しても、双方に放銃し得る明確なプッシュです。

ルールが違えば親権維持のために、イーシャンテンでも粘る可能性も十分あると思います。

ただし最高位戦classicルール、決勝まで進出しているような人がノーテンで9mを打つのは考えにくい。

この9mツモ切りの前なら放銃してました。

しかし、9mツモ切り後は迷わずオリを選択します。

放送対局的には悩んでオリを選択した方が映えるかも 

ノータイムで中を選んだのも理由があります。玉村選手に対して「今テンパイしたかも」を演出するためです。

もしかしたら玉村選手が再び9mを掴んだり、白を掴んだりしたらオリるかもしれないじゃないですか。

(あの手じゃオリないけど・・・)

僕だって、しっかり考えるところは考えたい。でも早く打った方が良い局面は、できるだけ早く打ちたい。

そういうことです。

この先は最高位戦classicルールの戦略的な話。打つ機会がない人は読まなくて良いかもしれません。

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