タイトル戦の決勝とは?

今日の記事は全編無料です

夢ならば どれほど よかったでしょう
最高位戦classic決勝は、力及ばず3位で終了しました。


タイトル戦決勝進出の確率は?


最高位戦classicは予選1組~予選5組
それぞれで本戦の進出確率は違ってきます。

僕は1組所属なので比較的優遇されていますが
例えば玉村選手の場合――

予選5組  本選進出確率約15%
本戦1日目 本選2日目進出確率約34%
本戦2日目    準決勝進出確率25%
準決勝          決勝進出確率31.25%

決勝進出確率約0.4%

先日行われたRMUクラウンの場合――

1次予選  2次予選進出確率約33%
2次予選  本戦1日目進出確率約28%
本戦1日目 本戦2日目進出確率12.5%
本戦1日目 決勝進出確率12.5%

決勝進出確率約0.1%

一番下の予選から出場して
決勝まで残る確率は0.5%にも満たないという

100回出場しても、確率的には1回以上も決勝に残れないという、タイトル戦の決勝は超絶狭き門なのです。

地雷を踏むと即退場

決勝の地雷といえばこのテンパイ。

捨て牌をご覧ください。
いかにも全員が打ちそうな47mです。

僕も間違いなく放銃してました。

予選、本戦で同じように避けきれない地雷を踏み、即敗退の憂き目に合ったプレイヤーも多いでしょう。

今回、地雷を踏んだのは
先制テンパイを入れていた玉村選手のほうでした。

最高位戦classicは1回の放銃がとてつもなく響くルール

もちろん、避けられる地雷もありますが
実力だけでは到底避けきれない地雷も多いです。

おそらく予選、本戦、ベスト16で
自分でも気づかない間に、数々の地雷を潜り抜け

決勝の舞台に立てたのだと思います。
何が言いたいかというと――

相当運が良くなければ、タイトル戦決勝の舞台に立てるものではないということです。

良かったと思うこと

11年前、かつて最高位戦classicを優勝した時は
まだSNSも、放送対局文化も根付いてなかった時期で

Twitterのフォロワーも1000人を少し超えるくらいでした。(それでも男子プロの中では多いほうです)

SNSの活性化、放送対局の普及により、応援して下さるファンの方が、当時の比にならないくらい増えました。

当時はオーディエンスのことを、あまり意識したことがありませんでしたが、今回は違いました。

最終戦までファンの方にも、楽しんでもらえるような展開になったことは、心の底から良かったと思います。

応援して下さった皆様
本当にありがとうございます!!

情けない・・・と思ったこと

本番で実力以上のものは出ませんので
下手なせいでミスするのは仕方ないことでしょう。

それは練習するしかない。本番で頑張るよりも練習で頑張ることが大事。いつもそう思ってます。

ただ南3局、最後の親番。8sをポンしてチンイツのテンパイに取ったシーン。

優勝まで71700点差、この巡目で、他家にリーチも仕掛けも入っている状況とはいえ――

大チャンス手、9sツモでテンパイ。さらに9sツモアガリの夢を追ってもよくないだろうか?

12000オールなら、次6000オール
または石井選手から11600直撃でも逆転ができる。

思わず8sをポンしてしまったのは心の弱さ、きっとどこかで優勝を諦めてしまったせいでしょう。

おい、2度とこの舞台に立てないかもしれないんだよ?

別にアガリを逃したわけではないけれど
ちょっと自分に自分が残念な選択でしたね・・・・

次の試合に向けて


次の機会なんていつあるかわからないけど、もう二度と無いかもしれないけど、またあった時のために

今度は期待に応えられるよう、アピールだけではなく、今後も練習を頑張ろうと思っています。

とりあえず本日は19時からfuzzカップ。

一打一打丁寧に、最善手を選べるよう、今の自分にできる最高のパフォーマンスを出せるよう

頑張ってきます!

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