人生初めてのネタ?

以前記事にも書いたのですが、僕のアマチュアお笑いの初舞台は7/4のわらリーマンです。しかし僕が人生で初めて人前に出てネタ的なことをしたのは実はもっと前のことです。

僕が大学院生だった時に大学院内で講義のアシスタントをするバイトをしていたことがありました。講義の内容は大学1年生に向けてパソコンで論文を書く時に使うツールの使い方等を教えたりするもので、自分のすることは大半の時間は講義室の後ろでボーっとしてるだけで時々プリントを配ったり演習中生徒の質問に答えるだけで良くその割にバイト代が結構貰えるいわゆるおいしいバイトでした。

そんな中、講義の教授からこんな指令がありました。今度パワーポイントを使った研究発表についての授業を行うが、その中でできるだけひどい発表の例を示してほしいというものです。文字が大きすぎたり小さすぎたりする、必要のないアニメーションが入っている等研究発表にはふさわしくないようなスライドを作ってくるように頼まれました。アシスタント3人のうち一人がやればよかったのですが、ちょうど自分は少し前に研究発表で作った資料があったので自分が担当することにしました。

要求されていたこととしては、単純にひどい発表をすればよかったと思います。しかし、当時からお笑いを見るのが大好きだった自分は「これ、ちょっと芸人さんのネタ見たいにやれるんじゃないか?」と考えました。そこで、せっかくなのでとことんふざけてやることにしました。背景をカラフルに彩ってみたり、異常に詳しい説明を入れたり、文字を高速で回転させてみたり等、とにかく徹底的にボケを詰め込みました。

そしていざ本番の日が来ました。教授が受講生の一年生に向け基本的な発表の仕方を教えた後、悪い例を見てもらいますと言って僕の番が回ってきました。用意したスライドを映し、生徒に向けて発表(ネタ)を行いました。その結果…

滅茶苦茶ウケました!

完全に自画自賛ですが用意したスライド全部で笑ってもらえましたし、最後は拍手笑いももらえました。あまりにふざけすぎたので教授に怒られるかもしれないと思いましたが、終わった後に見たら👍としてくれていたのでちゃんと役目も果たせたのではないかと思います。

この経験が忘れられなかったのもアマチュアお笑いを始めることにした理由の一つになっていると思います。今はもうスライドのデータも持っていませんが、いつかしっかりネタとして作り直してライブで披露してみたいです。
でもやるとしたらモニター用意しないといけないのかなぁ・・・大変だ!