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えんとつ町のプペルが最高すぎた話

最近、「エンタメの価値」ってすごく高いなと思っている。
クリエイターや演者には尊敬するなぁ、と日々感じていてそんな中、今回は原作がキングコング西野亮廣さんの「えんとつ町のプペル」を見てきたんだけどこれがまた凄すぎたという事。
映画化になるって知った時点で見に行こうとは思っていて3連休という事もあって日比谷の映画館まで行ってきた。
ちなみに映画館は換気して空気が入れ替わるようにしないといけないというのが法律で決められているらしい。
「密」に厳しい世の中にとってはこれは重要。
あとミュージカル同様、喋ったりする訳ではないからこれまた飛沫防止といった観点では重要。
意外と基本的な感染症対策を講じていれば実施できるエンタメって多いような気もしてきたよね。

映画の話だけど、印象に残ったポイントはグラフィックとストーリーがとても大きい。
まずグラフィックだけど、スタジオ4℃という所が製作に携わっているらしくて、この会社は芸能関係者いわく映像関係に強い会社らしい。
とにかく細部まで拘ってあって、絵本もめちゃくちゃ絵が綺麗なんだけど更にそれを超えてくるぐらいの綺麗さ。
特に街並みや夜景の描写は感動もので、尚且つ回想シーンの描写は少し古いような描写になっていて時代の移り変わりというのを感じさせてくれる。

ストーリーに関しては絵本を見てないから絵本と同じかどうかは分からないけど、「信じる」とか「勇気」といった部分が強いなと思った。
またメインのストーリーの中に回想シーンとして過去の想い出が挿入されて来る事で没入感とエモーショナル性が生み出される所は本当に良かったなと。
ただ所々にワンピースを思い出してしまうのはなんなんだろうなぁ。
エモーショナル性なのか、セリフの感じなのか、ゴミ山のせいか、はたまた船のせいか。ルビッチがなんとなく子どもの頃のサボを思い出させるせいもあるのだろうか。

総じて言えば絶対に観に行った方がいい映画だという事。
鬼滅の刃を観に行くのもいいんだけど、えんとつ町のプペルも必ず観終わった後に良かったなと感じさせてくれるはず。
多分、映画でこの衝撃はGreatest Showmanを観た時以来だと思う。
もう「ディズニーを倒す」と言っても誰にも笑われないだろうなぁ。

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