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人生が豊かになる、2つのコミュニティへの参加

午前と午後で違うコミュニティに所属する。
このような世の中が実現したら、多くの問題が解決するのではないか?
幸せになる人が多くなるのでは?
とよく思います。

午前中は会社に出社して、お昼で仕事はおしまいです。
お昼を食べたあと、午後から違う会社に出社します。
このような世の中になったときに、どんなメリットがあるのか考察していきます。

2つのコミュニティ所属で得られるメリット

どうして2つのコミュニティに所属するといいのでしょうか?
メリット2つあります。

  • コミュニケーションの広がり

  • リスクの分散

コミュニケーションの広がり
同じコミュニケーション内では、どうしても世界が狭くなります。
学校では同じ世代の人としか接しません。
会社も同じ業種の人としか接する機会がありません。

別のコミュニティにも所属するようになれば、別の経験を持つ人と接することができます。
それによって、今までにない刺激や連携が発展するでしょう。

リスクの分散
一つだけのコミュニティに所属していた場合、その中でうまくいかなくなると逃げ道がなくなります。
別の場所に居場所があればその心配はありません。
コミュニティによって自分に向き不向きはあります。
自分が居心地のいいコミュニティを選べる選択肢があれば、リスクを避けられます。

子育て、結婚、就職などの具体的なメリット

それではもっと具体的にどんなメリットがあるのかを見ていきます。

子育て
「子供と一緒に過ごす時間を増やしたい」
と思っていても増やせない悩みがあるのではないでしょうか?

2020年の段階で、出産退職は33%ぐらいといわれています。
ですが、午前、午後で分割する世の中が来れば変わります。
今まで「会社A + 会社B」の組み合わせだったのを「会社A + 育児」にすればいいのです。奥さんと旦那さんで半分育児にあてれば、会社と育児の両立ができます。

社会経験
世の中は仕組みは加速度的に高度になっています。
それに伴い、教育期間はどんどん伸びています。
大学進学率は50%を超えました。

実体験のリアルがない状態で、教育期間が伸びているのです。

会社に入って仕事をするようになって、勉強のたいせつさに気がつくことが多いです。もっと英語を勉強しておけばよかった。経理の簿記を勉強しておけばよかった、といったふうに。

午前、午後で分割する世の中が来れば変わります。
午前は学校で勉強し午後は働けば、社会経験を積みながら教育を受けることができます。

今の奨学金の受給率の割合は知っていますでしょうか?
おおよそ50%の半分の人がなんらかの形で奨学金をもらっています。

働きながら勉強することで、お金の問題も解決します。

就職
たまたま入った会社の労働環境が悪くても、会社を変えるには大きな決断がいります。収入の不安、そして新しいコミュニティに馴染めるかという不安です。

これも別のコミュニティに所属していれば、その不安を解消できます。
例え転職に失敗したとしても、もう一つのコミュニティでの収入があります。人間関係も半分残るので、それが心の拠り所が残ります。

少子化問題
少子化問題に関係してくるのが、結婚と出生率です。
今まであがった次のメリットで少子化問題が改善すると思いませんか?

  • 学生時代に収入源を確保できる

  • 会社に入ったあとも、違うコミュニティを広げられる

  • 子育てに関する時間の不安解消

まとめ

このように午前と午後で違うコミュニティに所属するような世の中になれば、得られるメリットは大きいです。

考えてみれば、学生時代2つのコミュニティに所属していませんでしたか?中高生でしたら、学校の勉強と部活。大学でしたら勉強とサークルやアルバイトです。

これがもっと広範囲でそして社会的に整ったのが、思い描いている2つのコミュニティに所属する社会です。
これが広まれば、世の中もっと豊かになると信じています。


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