夏を届ける男

突然の雨に危ぶまれながらも、江頭2:50が花火を打ち上げた。

コンピュータ制御を使わず至近距離で着火に挑戦した。

顔をススだらけ。導火線に火をつける手は震えていた。

爆音と興奮で、花火師の声も聞こえなくなる瞬間もあった。

深呼吸で心を整える姿もあった。


夏は、いつでも最高だ。
どんな辛い事があっても、夏は最高だ。

そんな夏を届ける漢気や、素晴らしきかな。


思わず、火薬の匂いで鼻の奥がツンとした。

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