【VR】Oculus Questの映像をPCでモニターする方法
昨日、一日店長をさせて頂いた本屋さん「ぼっとう&よはく」で、VRエンジニアのお知り合いの方に協力いただき、VR体験会のリハーサルを行いました。
父より先にVR体験した息子氏。楽しげでした。
このハードは、oculusのQUEST。1世代目で今はQUEST2が販売されています。oculusはFacebookが買収した企業です。
長男と次男がQUESTをこねくり回して、もっとやりたい、僕もやりたい、ずるい!と喧嘩になった後に、ようやく父の番が回ってきてVR初体験できたのですが、これはすごいですね。
VR元年は2016年と言われているそうで、かれこれ5年ほど個人的に放置したテクノロジーでした。
ようやく触ってみると、想像以上に滑らかで、現実感のある仮想空間でした。
だからVirtual Realityなんですね、という当たり前の感想を抱いてしまいましたが、それでいいんだよなとも納得しました。
このVRハードを使って、体験イベントを「ぼっとう&よはく」で企画しているのですが、このままでは当然このゴーグルをつけた本人しか映像を楽しめないので、先のツイートのようにPCのディスプレイにモニターさせて、それをプロジェクタに投影してみんなで見る、という検証を行いました。
こうすると、何が起きてるかわかるし、「右!いや左!まっすぐまっすぐ!」みたいに外野もアドバイスできますが、そういう盛り上がりはコロナが終わったらですね。
環境は、Macbook M1チップモデルで以下のようにセットアップをするだけ。一時間もあれば構築完了するので、ぜひQUESTをお持ちの方はお試しいただければと思います。
Android Studioをインストール
Android Studioをインストールします。
https://developer.android.com/studio
設定は全てデフォルトです。オプションは、Google Play Serviceだけ追加でインストールしておくと良いそうです。
Homebrewをインストール
Terminalで以下のコマンドを実行し、Homebrewをインストールします。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
Homebrew-caskオプションもインストールします。
brew install cask
scrcpyをインストール
scrcpyをインストールします。scrcpyはAndroid開発環境ツールで、PCに接続したAndroid機器の映像の表示や操作を行うアプリケーションです。
コマンドは二つです。
brew install scrcpy
brew install --cask android-platform-tools
これで、以下のコマンドを実行すると、ディスプレイにQUESTの映像が表示されます。
scrcpy
デフォルトでは、先のツイートのように両目の映像が表示されます。1画面でいいやという場合は、以下のコマンドを実行すると、片目の映像になります。
scrcpy -m 1920 -c 1440:1600:0:0
どうぞお試しあれ。うまく導入できない場合は、頑張ってググって調べていただければと思います。わかったら教えてね。
また、このscrcpy。何が原因かわかっていませんが、非常に固まりやすく、すぐフリーズします。ハードが古いから悪いのか、Macだからなのか判断がついていません。
チューニングがいるのかも。
VR機器自体もフリーズしやすいので、相性の問題なのかもしれません。
この辺お詳しい方、情報お持ちでしたらぜひコメントください。とりあえず、Windowsで試すのと、QUEST2を購入してやってみようかなと思っています。
VR体験イベントは一棚書店「ぼっとう&よはく」で近日開催予定です。7月になるかも。Twitterやこちらのnoteでお知らせいたしますのでチェックしてみてください。
感染対策をしっかりしてお待ちしています。
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