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AFTERMATHは最高にストーンズなアルバム

The Rolling Stonesが1966年に発売したAFTERMATHは、ストーンズにとって全曲オリジナル曲になる初のアルバムだ。
このAFTERMATH以前と以降ではThe Rolling Stonesはかなり大きく変わっていると思う。

AFTERMATH以前はカバー曲とオリジナル曲が混じったアルバムを3枚ほど出しているが、AFTERMATH以降は、趣向のかなり違うアルバムを毎年立て続けに出している。
1967年『サタニック・マジェスティーズ』
The Beatlesのサージェントペパーズに影響を受けまくっているいろんな楽器が使われてるサイケデリックなアルバム。
1968年『ベガーズ・バンケット』
サンバのリズムでの「悪魔を哀れむ歌」から始まりつつと、ストーンズ流のBluesを聴かせてくれるアルバム
これまた、The Beatlesのレットイットビーに対抗したと言われる1969年『レット・イット・ブリード』 は、「ギミーシェルター」や「ミッドナイトランブラー」なんかのドラマチックな曲とBluesのカバー「ラブインベイン」なんかが混じったこれまた名盤。

そして、これらにつながるAFTERMATHには、これらのアルバムの曲たちにつながるエッセンスが散りばめられている。
ストーンズのみんなが楽しみながらいろんなトライをしたながら作り上げたアルバムがAFTERMATHなんだと思う。
ミックとキースが新しい曲を書いて、ブライアンがいろいろな楽器を弾きながらアレンジしていく、そんな感じで作られたんじゃないかな?と思う。
ミックのボーカルもすべての曲で歌い方が変わってるんじゃないかと思うぐらいに多彩な声だし、他のメンバーがこんなにコーラスに入るアルバムも珍しいように思う。

正直、僕が高校生の時に聴いていた時は、AFTERMATHの良さを「マザーズリトルヘルパー」や「レディジェイン」、「アンダーマイサム」なんかの楽曲の良さでしかわかっていなかった。
でもねぇ、ストーンズのいろんなアルバムを聴いた上で、AFTERMATHを振り返ると、ここからストーンズは始まったんじゃないか?と思えるほどのアルバムです。

ほんと、みんなに聴いてほしい。

因みに、この頃のストーンズのアルバムは、英国版と米国版では収録曲が違ってた。
僕が聴いてたAFTERMATHは英国版だったみたいなんだけど、米国版のAFTERMATHには「Paint it Black」が収録されてたらしい。
それはそれで羨ましい。

とにかく、ストーンズ好きもそんなに好きでない人もAFTERMATHを聴いてみよう!
ミックの若い声が聴けるよ!

こちらが英国版AFTERMATH
https://open.spotify.com/album/1MaP82K4mOoGYW5Ej0eUyM?si=i0-tpn7NRs6AK-evQvmy0A

こちらが米国版AFTERMATH
https://open.spotify.com/album/72qrnM4yUNMDDlWiqKc8iY?si=Viu7V7NSQH2KJArtFK6Low

#AFTERMATH #RollingStones #ROCK #music

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