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苦手なこともできることからコツコツやると自信になる。 【毎日のつぶやき/僕のネタ帳14】

ジュニアの選手は個性を伸ばすことが大事だ。

これは間違いない。ただ同時に、どう苦手な部分も練習で取り組ませるのかも大切になる。なぜなら土台を育む期間だから。

例えば、選手を5つの要素で表すレーダーチャートでいえば、一つがMAX5で、それ以外が0や1しかない状態だと家は建たない。

サッカー選手に必要な要素が、たとえば技術、戦術、フィジカル、メンタル、社会性の5つだとする。僕は「選手が実力を発揮するときのパフォーマンスはたし算ではなく、かけ算だ」と思っている。だから、いくら不得意とはいえ、その数値が0や1だとかけ算しても総合力が伸びない。やはり最低2や2.5はほしい。

左足でボールを扱うのが苦手な選手もいる。

でも、ジュニアの頃は心身に刺激を与え、脳や神経の発育発達も大事な時期なので、得意な足だけでなく、苦手な足でボールを扱うことは大きな意味を持つ。プロでも、息の長い選手は苦手なことも克服しながら歩んでる。そこも大切なことではないかとふと思う。

サッカー選手は一つの答えを求めてプレーしていけばいい。でも、コーチはチームにも選手にも一つの正解を求めて指導することは難しい。なぜなら問題解決が自分の中にある内部要因ではなく、外部要因になるからだ。だから、コーチには教養が必要になる。サッカー外を知ることが重要になる。

※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

▼ジュニアサッカーを応援しよう!
2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う。

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