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人の才能や長所を引き出すためにできること! 【毎日のつぶやき/僕のネタ帳07】

子どもの才能を引き出すためにコーチができることは何か?

よく「●●させる」というけど、それだと子どもも大人も「やらされている」にすぎない。たとえば、コーチができることはまず"環境づくり"であり、"場を作る"ことが最初の仕事になる。

すると、子どもはその場を楽しみ始める。

子どもが「その場=練習」を楽しみ始めてからが本番だ。

そこから本当に練習の内容が大切になる。ただし、その内容は練習前の準備が7割を決める。テーマ、そこから落とし込まれた全体の構成、一つひとつの練習メニューの条件やルールの設定….。そういう準備を行い、「事前に設けたテーマに近い現象が起こるか」の判定ができる。

だから、簡易的でいいので、準備したことはメモくらいはつけておく。

子どもとの練習が始まったらコーチが見るべきことはプレーはもちろん、まず表情や仕草など「何を見ているか?=選手が興味・関心を何に抱いているか」を確認することが大事だ。そういうことを観察すると、作成した練習メニューを自らで客観的に評価できる。子どもが夢中でプレーしてたら合格。興味がなさそうだったら修正する必要がある。

ジュニアのコーチに必要なものは何だろう?

練習や試合の前、その最中、その後にできること。時系列で考えても3階層くらいで必要なことを想像できる。もちろん「最中」が大事であることは大前提とした上で…。

・準備力
・観察力
・思考力
・調整力
・演出力
・包容力…etc

子どもの才能を引き出すには、最低限これくらいは大人が身につけることが大切かな…。

※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

▼ジュニアサッカーを応援しよう!
2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う。

#僕のネタ帳
#毎日のつぶやき

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