見出し画像

心の奥底を掘り下げ始めると袋小路に陥る。でも、人の心理。 【毎日のつぶやき/僕のネタ帳15】

ジュニアの間は1回の練習で必ず一度は全選手とコミュニケーションをとる。

これはコーチの心がけとして大事だ。それは信頼関係の貯金が減ると子どもは不安が増えるから。このことは保護者との関係にも言える。クラブ(コーチ)が何のコミュニケーションを持たずに運営をしようなんて不可能。

コミュニケーション≒信頼関係構築の貯金。

そう考えると「コーチと選手」「コーチと保護者」「保護者と選手」の間に必要なものになる。これは社会に出ても同じで、上司と部下、自分とクライアント…すべての関係に応用できる。シンプルに会話は大事なこと。オフラインでも、オンラインでも通じること。

そもそもクライアントの定義は何か?

僕は対価をいただく企業や組織だけに限らないと捉えてる。協力してくれる人や企業や組織すべてがクライアントだと思ってる。「下を作る」と物事はうまく運ばない。当然、ジャッジ権は存在する。チームの作り方が大事で、そこに目が向かない人は結果は出ない。

では、チームビルディングに例える。

サッカー選手は一つの答えを求めてプレーしていけばいい。でも、コーチはチームにも選手にも一つの正解を求めて指導することは難しい。なぜなら問題解決が自分の中にある内部要因ではなく、外部要因になるからだ。だから、コーチには教養が必要になる。サッカー外を知ることが重要になる。

基本的には、子どもを信じて見守る。

挑戦したことを否定せず、応援する。どう応援したらいいかをコーチは考える。一方通行ではなく、子どもの中から生まれる自然な感情と発想とプレーを、コーチがどう環境づくりによって生み出すかの挑戦だよ。どこまでヒントを与えるか。関わり方もコーチ自身が自分でやんなきゃ。

でも、上を目指そうと思えば、どこまでも際限がない。

お金をかけたらどこまでも知識は学ぶことができる。でも、自分自身にはキャパシティがあり、制限がある。さらに成長には時間がかかる。時間と成長との関係地の中でタイミングよく何を学ぶかは大事になる。ビジネスにも、サッカーにも言える。

大切なのは自らの頭脳に搭載された「OS=オペレーションシステム」と「CPU=中央処理装置」がどの程度のものなのかを知ること。当然、知識と経験によってCPUは自然に向上するけど、OSは自分の中に体系化・構造化して整理することが定期的に必要になる。これは常にアウトプットしていかないと難しい。

※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

▼ジュニアサッカーを応援しよう!
2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う。

#僕のネタ帳
#毎日のつぶやき

「僕の仮説を公開します」は2020年1月より有料になります。もし有益だと感じていただけたらサポートいただけますと幸いです。取材活動費をはじめ、企画実施費など大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。