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人は何事もコツを見つけると劇的に変わる。 【毎日のつぶやき/僕のネタ帳04】

ジュニアのコーチをしていて最高の瞬間は何だろうか?

子どもがコツ=キッカケを見つけた瞬間、1分前に存在しなかったプレーを見せた瞬間、劇的に伸びた瞬間…いろいろある。コーチとして大事なのは「子どもにプレーさせながら気づかせる」という"学びの場"を作ることだ。そのために必要なのは「全員の行為行動を見逃さない」こと。

子どもを観察していると、本当におもしろい。

1週間前、1時間前、1分前にその子の中に存在しなかったものが、どんどん生まれる。僕が感じるジュニア指導の醍醐味だ。だから、子どもが何かに気づいた瞬間がコーチにとって"勝負の瞬間"。そのタイミングの直後にそのプレーを認めるような声をかけると、その瞬間に選手の中で何かが変わる。

「ナイスプレー!」
「そのプレー、いい!」

僕は子どもたちの中で「何かが変わる瞬間」を1回でも多く作りたくて、今もコーチのコーチ(≒コーディネーター)として街クラブに関わっている。

やっぱり現場は最高だ!

直接指導しなくても、僕はコーチを通じて子どもが変わる瞬間に出会いたい。そんな思いでこの2年間、それを大きな目標の一つに地域のクラブとともに歩いている。

非常事態宣言を経験し、これから街クラブの形態はもっと変わる。もちろん指導の基本はオフラインだが、今後は"オンライン"を活用した選手と保護者への働きかけも間違いなく標準装備される。

つまり、街クラブはこれまでの運営型ではなく、"経営型"にシフトする。

そのために自分たちのクラブ哲学、サッカースタイル、そこに関わる指導指針、そして、サッカー外の子どもの教育をクラブの経営の一部としてシステム導入され、それが一般化する。社会が変化すれば、街クラブが変わっていくのは当たり前だ。

なぜならクラブとは社会の一部なのだから。

※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

▼ジュニアサッカーを応援しよう!
2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う。

#僕のネタ帳
#毎日のつぶやき

「僕の仮説を公開します」は2020年1月より有料になります。もし有益だと感じていただけたらサポートいただけますと幸いです。取材活動費をはじめ、企画実施費など大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。