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「フィールドとはチャレンジの基準が違う」。ゴールキーパーコーチ・野口桂佑さんと「GK育成」を考えます!【GK連載01/定期コラボイベント第三弾】

GK、誰がやる?」
「えっ、オレ?」
「仕方ない、途中で代わってね」
ジュニアの練習現場に行くと、
こんな声が多々聞こえてくる。
日本では人気のないポジションだ。
原因は間違いなく、練習環境にある!
土のグラウンド、GKコーチの不在…
そこで、埼玉県内に会員80名を抱えるGKスクール「Bande GK Academy」の代表・野口桂佑さんと「ゴールキーパーの育成」について考えます。

【タイトル】
「GKトレーニングは配球への優しさが大事!」
▼12月4日(金)21時スタート

【概要】
GK育成は日本サッカーの課題だ。
Jリーグを見ると海外のGKが目につく。
世界を見渡すとフィールドと同様、GKライセンスも体系化され、ジュニアからの指導がどんどん進化して「GK育成が整いつつある」印象を持つ。

しかし、日本のGK育成はどうだろうか?

Jクラブのアカデミーですら十分とは言えない。さらに、地域に目を向けるとGKコーチ不在のクラブも多く、いたとしても自らの経験だけで指導するコーチが多々いる。

そもそも「ゴールキーパー」はフィールドとの違いが多すぎる。手を使う、その使える範囲が決まっている、ゴールを狙うのではなく守る専門、たった一度のミスも許されない、チャレンジの意味がフィールドとまったく異なる…かなり制限が多いなかでプレーすることを余儀なくされる。

こんな環境であるのにかかわらず、ジュニアの街クラブのトレーニングを取材すると、GKが特別な練習をしている様子はほとんど見当たらない。フィールドの選手がシュートを打つときだけ、ゴールの前に立って手でボールを処理していまる。キャッチ、パンチング…明らかにGK素人のライターから見ても「正しい防ぎ方」とは思えない。

たまにコーチが「もっとこうしたほうがいい」とアドバイスを送るが、言われた本人は「で、どうしたらいいの?」という顔をしながら、またゴールマウスを守る。フィールドと違ってデモンストレーションがあるわけでもない。これがジュニアの「GK育成」の日常風景だ。

「GKはフィールドと違い、選択肢を減らすポジション」

「GKのトレーニングで大事なのは配球側のスキル!」

埼玉に「Bande GK Academy」へ取材へ行ったとき、GKコーチの野口桂佑さんが教えてくれたことだ。何より印象的だったのは、子どもたちが笑顔で楽しそうに練習をしていたこと。

今回の定期コラボイベントとして、ぜひ多くのコーチと現役GKに「ゴールを守ることが楽しい」と思うヒントを与えられたらと野口さんとともに企んでいます。

【プログラム】※時間は目安
・野口桂佑さんトーク(70分程度)
・質疑応答(20分程度)

【テーマ】
・フィールド選手の練習との違いは?
・GKとの出会いで大切なことは?
・GK理論は選択肢を増やすではなく、減らす…etc

▼コラボ参考(インタビュー記事)

【ゲスト】
野口桂佑さん(Bande GK Academy 代表)
▼GKコーチ/Twitter

1984年5月27日、静岡県生まれ。子どもの頃からGKとして活躍。高校卒業後はサッカー専門学校でC級ライセンスを取得し、サッカースクールでアルバイトをしながら関東社会人リーグでプレー。2010年にGK専門のスクールを埼玉県ふじみ野市で開講。2015年に事業を法人化して「Bande Japan」を設立し、現在は川越市を中心に100人近い選手が在籍している。東京大学ア式蹴球部、創部100年の歴史で初となるGKコーチとして就任。現在、バルセロナアカデミー横浜校でもGKコーチとして指導中!

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【開催日時】
日程=12月4日(金)
時間=21時~ 90分程度

【定員】
限定30名(定員に達したら応募〆切)

【こんな方にオススメ!】
街クラブ、学校部活、スクールに関わるコーチ、および子どもから大人までの現役プレイヤー

【参加費】
2000円
「Bande GK Academy」会員1500円
「カンファレンス」コミュニティ会員1500円

【応募】締め切りは「12月3日(木)」まで
ご希望の方は「こちらのフォーム」よりご応募ください。(後日、詳細はご連絡いたします)

【お願い】
#ジュニアサッカーカンファレンス2020 (左記、ハッシュタグを添えていただけたら、一部情報ならご自由に配信ください)

参加者の方には、ぜひSNSをメモ帳代わりにご活用していただきたく思います。自らの頭の整理に役立てていただくことと同時に、他のコーチにもアイデアを共有して「ジュニアサッカーの輪を広げる」活動にも担っていただけることを心より願っております。

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【主催/モデレーター】
木之下潤
▼ジュニアサッカー専門ライター/Twitter

サッカー関連では「年代別トレーニングの教科書」(カンゼン)、「グアルディオラ総論」(ソルメディア)など多数の制作物にたずさわる/ジュニアサッカーをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、noteで僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」を連載中/2019年より日本クラブユース女子サッカー大会U-18「XF CUP」の公式メディアディレクターを務める/ライフキネティックパーソナルトレーナー資格保持者

【コラボ】
Bande GK Academy

このゴールキーパー企画は、継続的に3ヶ月に一度実施いたします。テーマは「GK育成」。日本のジュニア環境をより良くするためのコラボ企画になりますので、「このテーマで『野口桂佑×木之下潤』に話してほしい」という要望があれば、それぞれのSNSに気軽にDMください。

【受講方法】
Zoom社のウェビナーを利用したオンライン・イベントになります。普段お使いのパソコン、タブレット端末、スマートフォンから参加することが可能です。

1.お申し込み頂いた方を対象に、参加用URLが記載された招待メールをお送りいたします。

2.事前にZoom社に登録をお願いします。
※ウェブナー開始時間までに完了をお願いいたします。登録は下記まで。
https://zoom.us/

3.開始時間になりましたら参加用のURLをクリックしてください。
※「Zoomが開けない」などの問題が発生した場合、今回は個人で主催しているため、すべてをフォローできる体制ではありませんのでご理解ください。困ったときは下記をご利用ください
https://support.zoom.us/hc/ja/categories/200101697

【注意事項】
トーク内容は変更する場合がございますので、ご了承ください。また、参加用のURLは申込者様限定でご案内しております。関係のない第三者への共有、SNSへのシェアは一切お控えください。今回のイベント内容は、今後「主催者やゲストが使用させていただく」予定です。

たとえば、リアルタイムでの参加が難しかった方々のために、収録した動画を「ジュニアサッカーサッカーカンファレンス2020」の公式WEBマガジンにて販売、「Bande GK Academy」で使用したりします。

そのため、顔出しNGの場合は「レコーディングをスタートします」との合図より動画オフにしていただけますよう、よろしくお願いいたします。あくまで動画データの販売や使用は購入者やコミュニティ会員に向けたものになりますので、無作為に拡散されるものではありません。

この点については、事前にお断り申し上げます。

なお、「ジュニアサッカーサッカーカンファレンス2020」主催のイベントはすべて個人が行っております。そのため、運営上に不手際、配信上の不具合などがあった場合も温かく見守りいただけると幸いです。

すべては「地域の街クラブを支えるため」に実施しています。

できる限りの方に参加いただけるように努めていますので、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

最後まで興味を持ってご一読いただき、ありがとうございました。たくさんのご応募をお待ちしております。

#ジュニアサッカーカンファレンス2020
主催者 木之下潤

#2020年12月カンファレンス企画
#定期コラボイベント第三弾


「僕の仮説を公開します」は2020年1月より有料になります。もし有益だと感じていただけたらサポートいただけますと幸いです。取材活動費をはじめ、企画実施費など大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。