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練習ってうまくなればいいの?【週一ジュニアコラム01】

▼スポーツ指導の捉え方

1/7土から地域クラブの視察始めでした。

子どもたちも、指導者たちも、例年になく元気にハツラツと活動していました。その雰囲気を作り出していたのはクラブの代表だと感じています。去年の解散危機を経て少しずつ変化しているのは、彼自身です。

私が意識しているのは学生コーチとの対話を増やすことです。代表に直接アプローチすることは、あまりしません。理由はプライドがあるのはもちろん、クラブのためにプラスになるアプローチを心がけているからです。

学生コーチには、私が取材し見聞きした欧州や南米で行われているオーソドックスな指導を基準に話をしています。では、オーソドックスとは何か?

サッカーと出会う時期に育むメンタル的に大切なものをベースに、プレーに必要な専門性を最低限身につけられる育成を実践することです。具体的には、次のことです。

好き、勝ちたい、負けたくない、うまくなりたいなどの気持ち=土壌を豊かにすることが、まず基本。その土壌を豊かに育てる環境づくりにサッカー指導を活用します。

サッカー指導で重要なのは、次の事項です。
①身体操作とボール操作の充実性
②仲間と一緒にプレーできる社会性
③常に適切な行動ができる自己表現性

みなさんはどう思いますか?
本年もよろしくお願いいたします。

今週も素敵な日々を!

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