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人とつながって楽しむこと。子どもは主役になるとできるよ。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳39】

ジュニア年代の子が「生きる力」を養うためには、思考力を育むことが大切なのは間違いない。

サッカーはチームスポーツなので、勝つためには質の高い相互プレーが必要だが、これをプレー原則としてルールに縛りつけすぎるのも逆効果。なぜなら子どもが考えなくなるから。

質の高い相互プレーとは?

個人的に「質の高い相互プレー」の定義が育成期とプロもしくは独立期=社会人と違うと思う。プロは結果が優先されるのでスピード重視。でも、育成期は肥沃な思考力を作ることが大事なので、プレー原則が明確すぎると個人が考えなくなる。

つまり、質の高い相互プレーを生む過程も経験させるべき。

一般的にプレー原則は「選択肢をいくつか与えて優先順位を決める」方法をとってる。スピードが重視されるプロの世界ではそれでいい。でも、育成期は肥沃な思考力を育むのが目的のため、選択肢を与える=やってもいいルールを与えるのではなく、ダメなプレーの事例を与えてはどうかと思ったりする。

子どもにダメなプレーの事例を与えたら良いプレーをいろいろ考える余白が作れる。そうして選手同士で生み出したプレー=相互プレーはコーチが与えたものではないから再現性も高く、スピードも早くなるのではないか? そんなイメージ。

相互プレーが生まれる過程を自分事化するともっと思考力が育つ。

※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

▼ジュニアサッカーを応援しよう!
2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う

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