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失敗を次に生かすって簡単じゃない。【気ままな一人語り02/僕の仮説75】

■失敗も、成功も、全部人生

失敗を成功の糧にする。

簡単に言ってるけど、簡単じゃない。

私なりの答えは持っている。「答え」というより最低限の条件と言った方が適切だ。その「最低限の条件を挙げる」とすれば…

「自分の行動に熱中したり、夢中になったりしたかどうか」

結果として、ここがポイントだと捉えている。

まず、先に考えを要約して出しておく。

「最初の行動が自分から起こしたものであっても、他人から促されたものであっても、行動に移ったのならOK! 行動はスタートであって、『結果的にその行動に熱中したり夢中になったりしたかどうか』が次につながる。そうなれば失敗を受け入れ、『次にどうしたら?』と試行錯誤する」

どうだろうか?

試行錯誤の先はあるにせよ、少なくとも「次にどうしたら?」を自然に考えていると思う。

多くの人たちが「気持ち(メンタル)が先か、行動(フィジカル)が先か」と議論する。私も取材するたびに「気持ち(メンタル)だよな」「やっぱり行動(フィジカル)が重要だよな」と思い知らされるが、それは他者視点でしかない。

他者が感じる成功や失敗と、「当事者が実感する成功や失敗は異なる」ことをそもそも理解する必要がある。

言葉にも表しているが、当事者の実感が最も大事で、熱中や夢中とは結果としてその行動に100%の熱量を傾けたかを計るバロメーターとして、その表現に至った。

人は成功すると気持ちが上がる。
逆に失敗すると気持ちが下がる。

しかし、成功し続ける人間なんていないから先に進めば必ず失敗するし、失敗し続けている人間も先に進めば必ず一度は小さな成功をつかみとる。

だとすると、生きている限り成功も失敗も体験する。大切なことは、成功と失敗を繰り返すことができるかどうか。この『タフさ』を自然に身につけさせられるかは、コーチやお母さんお父さんに求められる能力ではないだろうか。

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