夏の屋外活動で子どもが遊んだりスポーツしたりするのに気をつけること。 【毎日のつぶやき/僕のネタ帳22】
熊谷市のとある中学校が感染対策してる様子がテレビで流れてた。
平均気温が高いことで知られるこの地で体育に臨む様子が映ったけど、大変そうだった。コメンテーターの為末大さんは「夏は気温が低い午前中に行うなどカリキュラムから見直してもいいのでは?」と発言されてて「なるほどな」と思った。
もう一人のコメンテーターの中野信子さんは脳科学者としての視点で発言。その内容は「体温が上昇し、脳の温度が高まった状態が続くと理性の働きが衰え、判断力が鈍る。それをつかさどる前頭葉がダメージを受けてるから」というものだった。子どもの立場で考えるとこの状態で練習をしても効率が悪い。
ジュニアコーチは選手に目が行きがちだけど、僕はコーチ自身が「理性の働き、判断力が鈍る」状態で指導を長く続けることを心配する。特に夏の指導は選手への当たりがきつくなったり、個別化が必要な時に適切に対応できなかったりすると選手の成長に影響を及ぼすから。もっと議論されてもいいテーマ。
※このコンテンツは「Twitter」で毎朝つぶやいている内容をまとめたものです。頭の整理を目的とするもので、記事として書いているわけではありません。その点をご理解の上、ご一読ください。
木之下潤
【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること
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2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う。
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