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多様性にふれたら、行動は自然に広がる。

2018年4月から、ジュニサカWEBで特集を始めた。

ジュニアサッカーに対して様々な思いがあってのことだった。だけど、自分はその前にメディア人。雑誌では通らない企画も、WEBなら実現できる。そう考えたのがキッカケだった。

ここに至るまでには、伏線があった。

雑誌の休刊をなんとなく感じていた私は、WEB媒体が残ったとしてもニュースという事実ベースの情報だけではジュニアサッカーが停滞すると思い、先に事例を作る必要があった。自分の中では、明確な狙いが3つあった。

1.ジュニアサッカー専門の媒体を続ける布石
2.WEBにおけるコラム記事の認知
3.WEBにおける長文の事例を作る

たまたま2017年3月号の第二特集で「8人制サッカー検証」を企画することになり、「雑誌では字数に限りがあって取材対象者の考えを全部出せないからWEBと連動し、告知も兼ねて発売の1週間後から全文公開しよう」と、雑誌編集長を説得し、長文のインタビューを掲載することが決まった。

いまだに「WEBでは、3000〜5000文字の記事しか読まれない」と言われている。だから、出版社が運用するWEB媒体だととらえると、当時は異例のことだった。

「おもしろいコラムなら、絶対にWEBでも読まれる」。

そう確信はあったので「8人制サッカー検証」を選んだ。これまで誰かの考えをありのまま読める企画なんてあまりなかったからだ。しかも、取材対象者が4人もいて、全員が個性的だった。

結果、アクセス数はかなりの数のようだった。

この企画は数年前のことだが、気軽にジュニアサッカーに関するコラムが読める日が来るなんて予想もしていなかった。お金を払わないと手に入れられなかったものが、無料で情報を仕入れられる便利な時代になった。

だが、良かったことだけではない。得た情報を自分に都合よく使い、理論武装する人が増えたのも事実だから。それでも間口が広がるのはプラスが多いと、私は思う。多様性にふれたら、行動が広がる人も増えるから。

いま時代は「いい情報を作る」ことから次の段階に入っている。それはいい情報を「どう伝えていくか」だ。

基本、情報は一瞬で埋もれる。だから、過去記事にふれるコラムを綴ることにした。制作者目線のコンテンツを作り、読者にその視点をもってもらうことで新しい伝わり方が生み出していけたらと感じている。

木之下潤

【プロフィール】
文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」など制作多数/子どもをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、2020年1月からnoteで「#僕の仮説」を発表中!/2019年より女子U-18クラブユースのカップ戦「XF CUP」( @CupXf )の公式メディアディレクターを務める/趣味はお笑いを見ること

▼ジュニアサッカーを応援しよう!
2018年4月〜2020年3月まで「特集担当」として企画から執筆までを行う。


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「僕の仮説を公開します」は2020年1月より有料になります。もし有益だと感じていただけたらサポートいただけますと幸いです。取材活動費をはじめ、企画実施費など大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。

気に入っていただき、ありがとうございます。
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文筆家&編集者/「年代別トレーニングの教科書」「グアルディオラ総論」などの編集・執筆/ジュニアをテーマに「スポーツ×教育×心身の成長」について取材研究し、僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」を連載中/女子U-18のクラブカップ戦「XF CUP」公式メディアディレクター

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「ジュニアサッカーを応援しよう!」「サカイク」「サッカーダイジェスト」「スポナビ」「リアルスポーツ」「スポルティーバ」など様々なスポーツ媒体に寄稿しています。ジュニアサッカー、スポーツと体の関係などテーマがニッチなので目に止まる機会が少ない! それが悩みです。そこで寄稿の思いや、執筆過程の思考など、筆者しか感じられないコンテンツとして「新しい伝え方」を試みることにしました。寄稿原稿は変えられないけど、新たな発見はできる。基本、「普遍性を切り取ること」をコンセプトに原稿を書いているので、流行りに関係なく、いつまでも読める内容になっています。/写真提供=佐藤博之

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