現役のJリーグ監督と一緒に「11人制につながるジュニア戦術」を考えよう!【オフだけの特別セミナー】
8人制サッカーの指導は難しい。
よくジュニアの取材をしていると、
こんな声を耳にするし、相談を受ける。
サッカー指導なのに何か違いはあるのか?
子どもはまだまだ成長過程にあるのに、
小難しい戦術を教える必要があるのか。
そこで、現役のJリーグ監督・シュタルフ悠紀リヒャルトさんに「ジュニアにおける戦術とは何か?」をテーマに話をしてもらいます。
【タイトル】
「11人制につながるジュニア戦術を語ろう」
▼1月20日(水)21時スタート
【概要】
「8人制サッカーなら勝てる自信がある」
取材でこんな言葉を聞いたことがある。
心の中で「まだジュニア」と突っ込む!
逆に「8人制の指導は難しい」とも言う。
「同じサッカーです」と心でつぶやく。
日本も、ドイツも、スペインも、ブラジルも、タイも、南アフリカも、世界中でサッカーは同じだ。そして、子どもの頃から段階を踏んで生き残った者だけがプロになれる。
しかし、プロになれなかった者が負けではない。
大人になっても時にプレーし、時に観戦し、時に指導し、サッカーと直接的な関わり合いがなくなったとしても、ふとグラウンドで子どもたちがボールと戯れている様子を見たら心がホッコリする。それでいい。
サッカーなんてそんなものである。
私はさまざまの国の育成コーチに取材した経験があるが、「8人制サッカーなら勝てる自信がある」「8人制の指導は難しい」なんてことは誰の口からも聞いたことがない。
日本のコーチは「サッカーを特別なスポーツとして捉えすぎている」感がある。
・ジュニア選手はまだ育成過程
・子どもの指導は段階的にする
・戦術の伝え方も選手に寄り添う
・メンタルの状態による配慮が大切…
バルサ、レアル、バイエルン、パルメイラス、スポルティングなどの育成コーチと話をするとこんな言葉、共通する指導の仕方が当たり前のように出てくる。特別に「こんな戦術を教えている」なんてことは耳にしたことはなく、コーチ全員が「プレーを選ぶのは選手だ」「選手のアイデアが大事だ」と答える。
彼らにとって指導とは「教える」ことでも「教え込む」ことでもなく、「選手自らが見つけていくものだ」という認識が共通して存在する。だから、コミュニケーションをとることを非常に重要視する。国内で開催されるジュニアの国際大会を取材しても、選手に問いかけるシーンばかりを目にする。
以前、シュタルフ悠紀リヒャルトさんに日本のジュニア育成について取材した際、こんなことを話してくれた。
「人間という生き物の学習プロセスは、少しずつ段階を経て学んでいくものです。それは『人間の発達発育プロセスに比例している』というのは、まず間違いないと思うんです。極端な話、赤ちゃんの頃にものすごくできていたものが、大人になるに連れてできなくなることはたぶんほとんどありません。
基本的には、語学にしても何にしても成長していくに連れてレベルアップしていく、より難しいものができていくのが普通です。そういった中で学校教育があって、学校教育はどこの国もある程度の水準に到達するには、やはり小学1年生からの積み上げで高校卒業まで導いていき、社会に出ても対応していける基礎知識を身につけさせるようになっています。
私はスポーツもその考え方は一緒で、国によって学ぶ内容が違うだけだと思うんです。
コンテンツは違うけれど、方法論としては同じです。でも、日本のサッカーにはそのカリキュラムというのがほとんどありません。そして、その一貫性が取れる組織形態も少ない。小学校という区切り、中学校という区切り、高校という区切りがあっても、それぞれが必ずしも一貫していません」
今回のオンラインセミナーでは、こんな内容をキッカケに「ジュニア戦術とは何か?」について掘り下げていけたらと思っています。
【内容】
・シュタルフ悠紀リヒャルトさんトーク(70~80分程度)
・質疑応答(20分前後)
※時間は目安です
【テーマ】
・ジュニアは選手の育成過程
・子どもには段階的な指導が必要
・戦術の伝え方も選手に寄り添う
・メンタルの状態による配慮が大切…etc
【講師】
シュタルフ悠紀リヒャルト
1984年8月4日生まれ、ドイツ出身。14歳で地元のサッカースクールでコーチのアルバイトを始めたことをキッカケにプレーの傍ら、育成年代で20年の指導を経験。現役引退後、自らが代表を務める会社が運営するレコスリーグの選抜チームである「レコスユナイテッド」で指導。2016年には世界各国の育成専門家が集うベルギーの育成コンサルティング企業「ダブルパス」と業務提携を結び、Jリーグ全54クラブの監査とコンサルティング業務にたずさわる。ドイツ・サッカー協会公認「A級(UEFA A級)ライセンス」、日本サッカー協会公認「S級ライセンス」を取得。2019年には「Y.S.C.C.横浜」(J3)の監督に就任し、来シーズンも指揮を振るう
▼参考記事
【開催】
日程=1月20日(水)
21時~ 90分程度
【定員】
50名程度(定員に達したら応募終了)
【参加費】
一般受講者2000円
※コミュニティ会員1500円
【応募】
〆切は「1月19日(火)」まで
ご希望の方は「こちらのフォーム」よりご応募ください。(後日、詳細はご連絡いたします)
【主催/モデレーター】
木之下潤
▼ジュニアサッカー専門ライター/twitter
サッカー関連では「年代別トレーニングの教科書」(カンゼン)、「グアルディオラ総論」(ソルメディア)など多数の制作物にたずさわる/ジュニアサッカーをテーマに「スポーツ×教育×発育発達」について取材・研究し、noteで僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」を連載中/2019年より日本クラブユース女子サッカー大会U-18「XF CUP」の公式SNSディレクターを務める/ライフキネティックパーソナルトレーナー資格保持者
【コラボ】
株式会社アスリートプラス
【受講方法】
Zoom社のウェビナーを利用したオンライン・イベントになります。普段お使いのパソコン、タブレット端末、スマートフォンから参加することが可能です。
1.お申し込み頂いた方を対象に、参加用URLが記載された招待メールをお送りいたします。
2.事前にZoom社に登録をお願いします。
※ウェブナー開始時間までに完了をお願いいたします。登録は下記まで。
https://zoom.us/
3.開始時間になりましたら参加用のURLをクリックしてください。
※「Zoomが開けない」などの問題が発生した場合、今回は個人で主催しているため、すべてをフォローできる体制ではありませんのでご理解ください。困ったときは下記をご利用ください
https://support.zoom.us/hc/ja/categories/200101697
【注意事項】
トーク内容は変更する場合がございますので、ご了承ください。また、参加用のURLは申込者様限定でご案内しております。関係のない第三者への共有、SNSへのシェアは一切お控えください。今回のイベント内容は、今後「主催者やゲストが使用させていただく」予定です。
そのため、顔出しNGの場合は「レコーディングをスタートします」との合図より動画オフにしていただけますよう、よろしくお願いいたします。
動画データの使用目的は販売や、両者が自らのコミュニティ会員に向けた勉強会等に使いますので無作為に拡散されるものではありません。
この点については、事前にお断り申し上げます。
なお、「ジュニアサッカーサッカーカンファレンス2020」主催のイベントはすべて個人が行っております。そのため、運営上に不手際、配信上の不具合などがあった場合も温かく見守りいただけると幸いです。
すべては「地域の街クラブを支えるため」に実施しています。
できるだけ多くの方にご参加いただけるように努めていますので、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後まで興味を持ってご一読いただき、ありがとうございました。たくさんのご応募をお待ちしております。
#ジュニアサッカーカンファレンス2020
主催者 木之下潤
「僕の仮説を公開します」は2020年1月より有料になります。もし有益だと感じていただけたらサポートいただけますと幸いです。取材活動費をはじめ、企画実施費など大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。