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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2022年1月の記事一覧

誰の責任? 痛みを伴う覚悟が解決に導く。【世論が話題のニュースを綴る01/僕の仮説68】

■サッカーが中心な限り、解決はない 年末年始の風物詩化したように錯覚してしまっている『高校サッカー』。この時期、テレビをつけるとサッカー界隈を生活源として働く人々は「忙しく動き回っているな」と実感する。 「ネタがないか?」 必死になって探す。私もサッカーネタを探す一人として、その生活を送っている現場の人々を心から尊敬している。 すべてのサッカーニュースに目を通さなくなって数年が経つ。いくつか理由はあるが、自らが今後十年単位で関わりたい『核=コア』が明確になったというのが

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クラブの『持続経営』を可能にする設計とは?【リスタートへの思考整理帳07/僕の仮説67】

■サッカー界も選手人口は減少中。少子高齢化は淡々と進んでいる。 たとえば、農業従事者も30年ほどで40%以上減少だという。従事者の平均年齢は65歳を上回っているようで、「この先もおいしい米を食べられるのか」と憂いてしまう。 サッカー界も例外ではない。JFAのサッカー登録選手数を調べると、前年比の増減率では『シニア』以外すべて減少している。 【第1種】-16,481/-11.8% 【第2種】-4,073/-2.4% 【第3種】-23,766/-10.4% 【第4種】-15

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成長は基本的に『問う』ものでなく、『望む』もの。【リスタートへの思考整理帳06/僕の仮説66】

■自分を大切に少しずつ広げる。 成長とは、問われるものなのか? 最近、社会を見渡して思うことだ。経済、スポーツ、教育…あらゆる分野で『成長が良いこと』だともてはやす。この状況に違和感を覚える。 成長が良いことに異論はない。 ただ『主語』が重要だ。 たとえば、『経済が』『スポーツが』『教育が』にはなり得ない。主語は必ず『ヒト』であるべきで、『ただし』と条件が付く。ヒトは社会の一部で、社会は自然の一部。もしかすると自然が地球だと仮定すると宇宙の一部としても捉えられる。

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ジュニア指導で重要なのは「道徳・倫理>勝敗欲」。【リスタートへの思考整理帳05/僕の仮説65】

■コーチが心を閉ざせば光は消える「ヒトの欲望は道徳や倫理よりずっと強い」 この言葉は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」で徳川慶喜が発したものだ。自分の心に秘めてきた江戸幕府終焉の理由を語る1シーンを切り取ったもので、強烈な印象に残った。いつの時代もヒトの本性が変わらぬことが読み取れる。 前後の文脈がわかるように、このシーンの言葉を写し取ろう。 「ヒトは誰が何を言おうと戦争をしたくなれば必ず戦争をするのだ。欲望は道徳や倫理よりずっと強い。ひとたびヒトを憎めばいくらでも憎み、

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