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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2021年1月の記事一覧

学びの原則とは何か? 子どもの成長を考慮した指導で大事なポイントを再考。【筆者の思考整理帳13/僕の仮説51】

■戦術=頭脳領域へのアプローチとは?ボール遊びは相手がいない。 基本、子どもは一人だからボールを相手に夢中で遊んでいる。最初は足でボールを扱うことが難しいから簡単なことしかできない。しかし、徐々に扱いに慣れてくると難しいことにチャレンジし始める。どんどん難易度が上がり、いつの間にか自然にボールが体の一部化し、無意識にプレーできるようになる。 私自身はボール扱いそのものを「技術」とは定義していないが、一般的にはこれを「技術」と名付けている。 ただ、この技術をサッカーのプレ

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クラブにより練習も試合も回数が違うのにお隣さんと同じ指導でいいわけない。【筆者の思考整理帳12/僕の仮説50】

■学ぶ機会の平等性を創り出すには?天才をプロに育成するのがジュニア指導ではない。 普通の子が「プロになりたい」と言った時にその道を目指して適切に寄り添っていくこと、「サッカーが好きだ」という子をより楽しくプレーできるようにしていくことがジュニア指導の役割である。 つまり、「サッカーをしたい」と望んでいる子にできるだけ学びの機会を与えるのが指導の本質である。 学びの機会といえば、一般的に練習を想像しがちだが、試合が含まれるはずだ。しかし、日本のジュニアではサッカーに限らず

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ジュニア指導とは、大人と子どもが力を合わせて学び続けること。【筆者の思考整理帳11/僕の仮説49】

■ジュニアの指導は「大子一体」である。大子一体とは、私が作った造語だ。 意味は「大人と子どもが二人三脚で学び歩むこと」だと解釈している。 最近は、指導に関するあらゆる情報がSNS上に流れている。どれもすばらしい意見、理論的なトレーニング、先鋭的な考えだったりすることが多い。自分自身が知識として学ぶ分であれば、とても参考になる。 ただ、違和感は消えない。 なぜなら選手の立場、気持ちが配慮された発言がほとんど見受けられないからだ。サッカーはメンタルのスポーツだといっても過

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