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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2020年7月の記事一覧

サッカーはチームスポーツ。ミスをどうとらえるかはコーチの技量次第!【ミスの許容06/僕の仮説28】

「あっ、ミスした」 ジュニアのサッカーコーチは選手のミスに過敏だ。いまだ感情に任せて怒り狂うほど声を張り上げているコーチを見かけるが、それを目にするたびにタメ息が出る。それはコーチの感情が優先されていて、選手が主役ではなくなっているからだ。残念な気持ちになる。 ミスはコーチの立場でとらえられなければいけない。 そもそもサッカーの試合の中で起こるミスをどうとらえるのか? 大切なのは「個人とチームという2つの方向で分析する」ことだ。重要なことは「同じミスをしないため」にどう

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子どもの「できない」をコーチが許容しないと、選手は成長できない。【ミスの許容05/僕の仮説27】

子どもの頃はすべてのことが初体験、そして初経験だ。 人間にはキャパシティがあり、すべてに限りがある。だから、インプットにも限界があり、アウトプットにも限界がある。学び続けたら心が壊れるし、遊び続けても体が壊れる。心も体も栄養が十分行き届いているから機能する。でも、栄養を与え続けたら人そのものが堕落してしまう。 つまり、インプットとアウトプットは両輪でバランスよく回り続けるからこそ人間は健康に生きられるのだ。 ここで、「ジュニア期のインプットやアウトプットとは何なのか?」

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子どものインプット時には「わからない」も許容してあげよう。【ミスの許容04/僕の仮説26】

人間の成長は「スパイラル状に少しずつ円が大きくなっていく」と、私自身は仮定している。 たとえば、その円を真っ二つに割ったら「写真にあるようなグラフを描くのはないか」と思う。仮に横軸を成長、縦軸をメンタルとした場合、人の成長過程においてはメンタルがプラスとマイナスの両方に触れることになる。誰もが実体験を持っているのではないだろうか? 成長において、人間は現金なものだ。 実感があると気持ちいいので、当然メンタルはプラスに振れる。しかし実感が持てないと、なんだかモヤモヤするの

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子どもの指導はナチュラルメイク! 指導の厚化粧はコーチが整理していないから。  【筆者の思考整理帳04/僕の仮説25】

その子の感覚を信じる指導をしていきたい。 最近は、そう強く感じる。直感のまま動ける選手をどう育むか。私がいう「感覚」とは、子どもにやらせたいようにやらせる自由ではない。きちんと「本人が理性を働かせ、それを自ら機能させた上で自由を満喫している」という感覚だ。 どう指導するのか? それは「目の前の子が表現したプレーを尊重し、少なくシンプルな会話を用いて、自然にその子にサッカーがなじんでいく」にはどうしたらいいかを追求することだと考えている。そのためには、コーチがもっとサッカ

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