JK終了に向けてこの三年間を俯瞰
明後日がいよいよ卒業式
この三年間、どうまとめればいいんだろうか
今通っている高校は高校受験に失敗して通うことになった併願校でした
最初はつまらない気持ちでいっぱい
同じ状況の友人と傷口に塩を塗る日々が続きました
当然勉強に身が入るわけもなく、最初は優秀だった成績は綺麗に右肩下がりの結果に
つまらない高校生活、家庭内で揉めていたこともあり、留学を考えるようになりました
その中でも、私は変わらず法学部に行きたいと言い続けていました
今思うとそれは自分が唯一拠り所にできるものだったからなのだと思います
夢を持っていることを自分のアイデンティティにしていたのです
中学生の頃、法学部に行きたいと言ったら色んな人にすごい、と言われました
世の中の理不尽さに勝手に憤り、法という平等に感じられたものを学びたいと感じて少しでも全ての人にとってより良い世界にしたいと思いました
何より好きだった人がその夢を応援してくれました
その時から、理由を見つけられていないのにも関わらず、ろくに他の学部も検討せず、法学部一本で受験し、今春から法学部で学びます
法は全能ではありません、法があるのにも関わらず、罪に問われない人、泣き寝入りして悔しい思いを抱えている人がいるのですから
今度こそ、この選択に理由を見つけられるのか、それとも全く違う方向に進むことになるのかそれはまだわかりません
でも今なら理由が見つからなくても自分を許せる気がします
話は脱線しましたが高一は体育祭、文化祭、となんとかJKらしいことを体験し、冬を迎えました
誕生日の次の日、私は逃げるようにNZに一年間旅立ちました
そしてNZでの一年間が終わったあと、自分の進路を見つけることができたのか、自分を見つめることができたのか、という問いに答えは出せていませんでした
正直、自分に甘く、留学という機会を活用できなかったと思っていますし、英語力も飛躍したとは言えません
それでも留学が無駄だったとは決して思わないし、今の自分を形作っていると思います
高二の冬、周りはすっかり受験モードなのに、自分は一年間勉強をまともに勉強していなっかたし、一時間たりとも集中して机の前に座っていられませんでした
留年はしたくなかったので元の学年に戻り、世界史選択の私文になりました
なぜか選抜クラスに入れられ友人との学力差を感じている中、コロナウイルスの影響で学年末テストが吹っ飛び、私は遊び呆けていました
しかし先生との縁があって三教科で先生に補習をオンラインでつけてもらい、どうにかこうにか勉強していました
それでも、先生に虚偽の報告をしたり、勉強時間を盛っていました(今思うとよく合格できたな、という感じです笑)
夏になってやっと、先生に言われ自習室に居を構えるようになりました
正直志望校のための勉強というより、たりなかった一年間を埋め合わせるような日々でした
二学期になって、通常授業がはじまっても、友人との差を感じるばかりでいつになったら自分は志望校のための勉強ができるんだろう、みんなと同じスタートラインに立てるのだろうと感じていました
友人らは私が偏差値で選んだ志望校に本気で行きたくて、何学部も受ける予定でした
そんな中、志望校への思い入れが薄い私は、自分が入試を乗り越えられるのか不安で仕方がありませんでした
秋になって過去問を解き始めても一向に合格点には届く気配はありませんでした(正直あまりにも気にしていませんでしたが、、)
模試も判定を覚えていないほどに興味がありませんでした
年が明けて、自習室で過去問を解いている時、ふとカレンダーをチェックしていると自分が入試に間に合わないことに気づきました
第二のために過去問を二周したり、他の大学では出題されない国語、英語、世界史の記述対策をすることに意味を感じなくなり、どうせ受からない第二の勉強をやめようと思ったことも何回もありました
しかし、ここまでやってきたこと、指導してくださってた先生方の思いを無駄にしたくなかったので記念受験のつもりで受けるよう、と勉強を続けました
2月に入り、第一は受け始めて二校目だったので第一が終わった後、全く勉強する気が起きず、どうせ今からしても変わらない、と思い家でゴロゴロ過ごしていました
最後受けた第二(つまりこれから通う大学)はやっとこれで受験生活が終わる、という気持ちでとてもワクワクして楽しんで受けました
そして、七校受けた結果、手応えがあったのが三校くらいだったのですが全ての大学に合格することができました
今でも全く実感がわかず、なぜ合格できたんだろうという気持ちでいっぱいです
先生にも話を聞くたびに、不思議でならないと言われます
私なりに、受験生活のポイントを述べるとすると
🌟量より質
先ほども書きましたが、私は一日十時間など勉強したことがなく、YouTubeや漫画に時間を費やすダメダメ受験生の見本でした
それに加えて、ロングスリーパーなので睡眠時間は九時間から十時間ほどありました
そんな私は毎回現実逃避をしてしまう自分にむかついていました
しかし、勉強ばかりしている友人が息抜きはマストと言っているのを聞いて、どれだけ違うことに費やす時間を短くするか、どれだけ早く勉強にスパッと意識を向けて集中することができるか、が大事だと気づきました
だから気分が乗らない時は勉強をやめて好きなことをしていました
この考えが全ての受験生に当てはまるとは限りませんが、自分を責めるばかりでなく、ダメダメな自分も受け入れて受験生生活を楽しんでほしいです!
何事も決して無駄にはなりません、それを生かすも殺すも自分次第なのです
最後まで読んでくださった方、ありがとございます🙇♀️
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