「働く目的」改革
私が今の会社で働く理由は「生活」のためである。主に、子供の教育、養育費を安定的に稼ぐためであり、「仕事自体に魅力がある」とか「誇りがある」とか「満足感を得られる」とかではない。今年で勤続29年目である。長く勤めたから「凄い」と言いたいのではなく、家族のため、自分のためにやる事はやってきたという前提で話を進めたいので伝えたまでである。
昨年、二人の娘は社会人となり、なんとか安定的に仕事に就き自立した。離婚後の養育費も完済し、学費も全て払い終わった。
給与は全て自分の生活のために使えるようになったとたん、コロナで年収は大激減となった。
年収は下がったが、「幸せ度」はさほど変わらないことに気付き、お金かけなくても充分に幸せなのである。
コロナによる減給に伴い、家計の見直しを行ったところ、それでも貯金できることもわかった。(そこまで高給取りではないですよ。ちなみに食費は夫婦で2万円です)
コロナのおかげで家計の見直しをしたらFIREも現実味をおびてきたのである。私の場合はセミFIREです。
試算したところフルタイムで働かなくていけそうである。
先日、テレビで食べチョクの社長が「努力する人は、夢中な人に勝てない」という話をしていた。とても共感している。
私は「努力」して会社に勤めてきた人だ。
今の生活レベルを考えると、少ないお給料でも、充分に幸せに感じられると判断出来る。
私の人生の先輩に家計簿の取り方を具体的に教えていただいたおかげで、支出を抑えられた。
幸いにも私は「世間体」を気にしない。(これで縛られている人は意外と多い)
今後は生活のために働くのではなく
自分のやりたい事、夢中になれることを仕事にしていこうと思う。
「働く目的」が変われば仕事も変わるのである。
「友達宛にハガキを書く」ことを仕事にしてしまおうと思う。そんな人は世の中に私だけだと思う。
それは仕事ですか?って言われそうですが、人を喜ばせたり楽しませることを「仕事」と定義した場合、これは成り立つのである。
何事もやってみなくちゃわからないので、そのつもりで粛々と準備していきます。
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