「友達」は必要か問題

定年後のアンケートで、やっておけば良かったランキングに「友達を大切にすれば良かった」というのがありまして、そのように感じている人が一定数いるとのことです。

ここで言う「大切」にすれば良かったとは、相手を大切にすることで「自分を好きになってもらいたかった」との意味と理解しています。

自分の価値観に合わない人と一緒にいるくらいなら、孤独の方がよっぽど幸せですが、気心知れて、なおかつ自分の事を好きでいてくれる友達がいるのは、それはそれは「良い日を過ごせる」のです。

自分に好意を抱いている人が多い方が何かとハッピーになると感じますが、人に好かれることに重きを置いて一生懸命に生きる必要は無いと思います。

(「いいね」とフォロワー数かけぐために生きるのは疲れると思うのです)

自然に生きているだけで、人に好かれている状態が一番良いと思うのです。しかし万人に好かれる必要もないので、好きな事に没頭して楽しんでる姿を見てそう感じてもらえたらいいのです。

先日、うちの奥さんから「人と接するのあまり好きではないよね」と言われましたが、全くその通りでして、人脈作りは好んで実践してますが、自分に合った距離感の範囲での人付き合いで充分です。

なので積極的に友達作らなくて良いと思うのですが、

長く付き合っていきたい人には、喜んでもらえる行動は惜しまず続けていこうと思うのです。

■「友達作りアクション」と「友達継続アクション」は異なる

0から1を作ることは労力かかります。見返りを求めず与えるだけでよいですが、受け取る側に「心」がなければ自然と離れると思います。喜んでくれたらまた楽しませて笑顔にしていこうと思うのです。

■「知り合い」・「友達」・「親友」の定義付けは重要

相手が何を大切にして生きているかを見極めて自分の定義と照らし合わせることです。もう10年も20年も連絡取ってない友達はただの知り合いなだけです。連絡すると、「何か売られる」と思われるだけです。

■友達付き合いに「長さ」は関係ない

友達選びの基準の一つに「価値観の一致」があると思います。人は成長するたびに「価値観」が変わりますので、その時に価値が一致している人と友達でいればよいです。

■友達は「期間限定」でよい。

長く付き合えば「成功」ではないと思うのです。価値観が変わり、すれ違いがあれば「さよなら」するくらいの気持ちで良いのです。価値観が合わなくなってまで一緒にいるとストレスなだけです。

よって、一時的に友達「ゼロ」の状態もよいと思います。

■友達には特別扱いをする

友達になりたいと思う人がいるのに何もアクションを取らないことは怠慢なだけと思います。

私は人脈作りではこんな事を実践してきました。①年間10万円の予算を用意 ②定期的に会食してご馳走する ③お中元、お歳暮はもちろん相手が喜ぶプレゼントを贈る ④時間をプレゼントする。72時間 ⑤一緒に遊ぶ ⑤手書きハガキを送る。

これだけやって友達になれなかったら、それはそれで仕方ないですが、まず友達になれました。友達になりたいと思う人が現れるのは稀ですが。

■お互いにメリットがなければ続かない

大人の友達付き合いはそういう事です。それは奢る奢られるという事ではなく、精神的なメリットも含めてです。

■仕事の仲間は会社を卒業したら、それで終了。

全員とは言いませんが、仕事の仲間は仕事をこなすためのパートナーであって「友達」とはカテゴリーは異なります。

なので仕事を優先して生きてきた人が会社卒業後、友達いないのは当たり前です。歳を重ねてからの友達作りはハードル高いのでお金も上手に使っていくことです。お金はツールですから稼ぎ方より使い方です。

私は友達がいた方が楽しく豊かに人生を送れると考えています。しかし相手を選ぶことと依存しないことです。

人は喜ばせてなんぼです。




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