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ドキュメンタリーは人間ドラマだ。

北京オリンピックが開幕した。
オリンピックとかW杯とか箱根駅伝みたいなお祭り事が好きなので、北京大会ではどんなドラマが生まれるのか楽しみだ。
個人的には、スノーボードの平野選手、スピードスケートの高木姉妹の活躍に注目している。

スポーツの力というのは不思議だ。
日本の選手が活躍していると嬉しいし、W杯で日本が勝った時には知らない人達と抱き合いながら喜びを爆発させた。
スタジアムでは熱量を全身で感じることができる。

そろそろ本題に戻ろうと思うが、ドキュメンタリー番組は中毒性があって病みつきになる。
ドキュメンタリーとは、特定の人物や出来事にフォーカスした物語のこと。
情熱大陸とかプロフェッショナル、M-1のアナザーストーリーあたりがそうだろう。
Netflixの新聞記者も良かった。

個人的な解釈では、
ドキュメンタリーとは人間ドラマ
だと考えている。

悩みや葛藤と向き合うこと、目標に向かって努力しチャレンジしている姿、人の温かさや愛情、そんな人間ドラマに心動かされるのだ。
M-1のあの感動は、芸人達の生きざまやお笑いへの矜持が感じられるからこそだろう。

浅草キッドという映画がある。
ビートたけしの青春時代を描いた物語で、劇団ひとりが監督を務めて映画化された作品だ。

劇団ひとりは、たけしに憧れて芸人を目指すようになった。
そんな尊敬してやまない人物の作品に監督として関わることは、おそらく特別な想いがあっただろう。
きっと、怖さもあったはずだ。
柳楽優弥の演技力ももちろん素晴らしいけど、そんな二人の関係性に思いを馳せることで何倍も楽しめる。

コンピューターからドラマは生まれない。
いままでも、これから先も人間らしさを大事にしたい。

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