ディレクションを言語化してみよう。

ディレクションとは?というのを自分なりに考えてみた。
数年後に見返して答え合わせしたいと思う。

結論ディレクションとは、
「プロジェクトのゴール達成を目的として、誰に、どんなタイミングで、どんなことを、どんな風に伝えるのがベストかを常に考えながら周りの人達を動かしていく仕事」
なのかなと。

チーム全体のゴールがプロジェクトの目標達成だとするならば、ディレクターとしてのゴールは、プロジェクトに関わる全ての人がストレスなくスムーズに仕事に取り組める状態をつくること。
ただ、これはあるべき姿であって、実際には簡単な事ではないし、どこかに負担がかかってしまうのがリアルなところ。

でも、だからこそディレクションという仕事が世の中にはあるのだ。
テレビは放送網とTVがあって、カメラマンと出演者がいたら成り立つものだけど、放送するまでにさまざまな調整が必要になるからディレクターというポジションがあるわけであって。

AIに代替されることも、いまのところ恐らく無いと思う。
できることと言えば、納期を設定したら、これまでの事例から導き出されるスケジュール感をAIが提案してくれるぐらいのものだろう。
ただ、工数の見積はこれまでの経験によるものが大きいので、ディレクションの非属人化には貢献してくれるのかもしれない。

結局のところ、ディレクションを仕事の軸にしていくのであれば、
「プロジェクトのゴール達成を目的として、誰に、どんなタイミングで、どんなことを、どんな風に伝えるのがベストかを常に考えながら周りの人達を動かしていく仕事」 
をどのレベルでできているか?がビジネスマンとしての社会的評価になるだろう。

あるべき姿になるための近道はなくて、目の前の仕事に真剣に向き合い、ディレクションの引き出しを増やしていくしかない。

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