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英語云々 ● 01 ● 英会話業界のカラクリ
フィットネスクラブを想像してほしい。会員の9割が
すごいマッチョの男性
モデル体型の女性
なんてところがあったら、怖い。
そこでは絶対に何かよからぬことが起こっているに違いない。
英会話学校でも、100 人の生徒さんがいたとして、あっという間に上達したのは 2 人くらいです。
フィットネスクラブのスーパーマッチョと超モデル体型と同じくらいの比率でしょうか。
英会話が上手くなる人のパターンは
切羽詰まっている
確固たる目標がある
で、例えば
● 留学が決まっている
● 海外赴任前
● TOEIC で 600 点ないと昇進しない
● どうしても英検1級がほしい
などです。
じゃあ、もし 100 人のうち 30 人が 『 あっと言う間に上達 』 タイプだと、それは ✨ 最高の英会話学校 ✨ なんじゃないの?
いいえ、目標を達成した人は学校からいなくなるから経営が成り立ちません。
それなら 98 人は、上達組 2 人のために授業料を払っているようなものでは?
いいえ、残り 98 人が求めているのは英語の上達だけではありません。
英会話学校は 異空間。
例えば、普段は 「 Aさんのお母さん 」 「 Aさんの奥さん 」 と呼ばれる主婦の人が、先生に 「 ハロー、ハナコ! 」 と 呼び捨て にされます。
会社のお偉いさんであっても 「 ヘイ、タロウ! 」 呼ばわり です。
非日常を味わえる場所。
「自分はもっとやれることがあるんじゃないか?」
「いまの仕事は自分に向いてないんじゃないか?」
なんて思っている人が
わたしは将来の自分のために前向きな何かをしている
と実感できる場所。
フィットネスクラブに 1 年通っても筋肉つかない、体重も一緒、でも家でゴロゴロするよりはずっと身体に良いはず。
ジムでトレーニングした後のビールは格別! ... の何が悪い?
英会話に通って 2 年、上達していないような ... でも 他人様 に迷惑かけてるわけじゃなし!
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