選択肢


ふと思い出したから今までの事を書こうかな。
早産で未熟児だった。
赤ちゃんの頃は何か起きた時のために
病院の近くに住んでくれた
りんごジュースとビスケットが好きで両手に握ってるから常に甘い匂いだったって
(お腹に居る時から甘いもの好き)

5歳の時に座ったり、立ったり 動きやすくなるようにする手術をしてママが付き添い入院
断片的にしか覚えてないけど暗くて怖かったのと
両足がギプスでぐるぐる巻きになってて棒が付いてて抱っこされながらナタデココのジュース買ってもらったのは覚えてる。ギプスカットで足も切られると思って大泣きした。(大きい音がするし。ビビりだから)


幼稚園児
自分がみんなと違っても、気にならなかった。
楽しかった。
ジュースこぼして謝れなかった。記憶。


小学校低学年
「何で?歩けないの?」って聞かれても理由を自分でも、わかってなくて「生まれた時からだよ」って言ってた。
学校は楽しかった。毎日笑ってた。
1人で着替え トイレに行って来ることができるようになってくる

小学校高学年
4年生 最初は、楽しかった。
日に日に人の怖さを知ってトラウマになる
学校に行きたくなくて、休みたくなる。
違う日に辛くて泣いちゃったから、ママに
気づかれる。
その後すぐ解決する。辛かったな。
誰かに話する事を勉強する

5年生〜6年生前半
すごく楽しくて、毎日笑って居れるようになった。

6年生後半
漢字で名前を書けるようになる。
手術する事になって入院。転校
自分と同じ気持ち人達に会えて養護学校のイメージが変わる。手術後痛かった…
卒業式だけ戻って卒業できて嬉しかった。

中学生
最初クラス1人
勉強大変で泣いた。
転校生が来るまで、さみしかった
人数が増えて、行事が楽しくなった。
2年生の時に退院するから、転校
勉強大変、ついて行けない諦めた

高校生
家から離れたかったから、ちょっと嬉しかった。
1年生
寄宿舎に戻ったら部屋に引きこもる
知ってる人達しか話さなかった。知らない友達とか。先生達と話すの苦手だった
慣れたら、うるさいぐらい話する
2年生
学校行事のリーダーを始めてから、学年の先生、友達と話するようになる。不安にもなる。
だんだん学校が嫌になる。
3年生
トラウマ再発
朝から全てが嫌になる。泣きそうになったり。
泣きながら学校に行く。
腹立つ人を見返したくて、答辞立候補
言いたい事をまとめるのは、大変だったけど途中から楽しくなって、いい意味でみんなを泣かせてあげようって思って頑張ったら先生も友達も泣いてた。
このは、普段いっぱい泣いてたから、小中高の卒業式は、全部、笑って終わった。

なんでタイトルを『選択』にしたかと言うと
パパとママから始まった選択肢
受け入れてくれる幼稚園を探してくれた事
学校は「どうする?」って養護学校と普通校の見学に行って普通の学校に行きたいって気持ちを聞いてくれて何回も校長室で話してた事、思い出す。
障がいを持った車いすの子供の受け入れが初めてで
トイレと水飲み場の工事、玄関にスロープがついたり学年が上がったら支援学級が出来たり。
すごいなって思った。
入学した時の校長先生が退職する時期にクラス列で並んで離任式を見ていた時、先生が話しかけてくれて「校長先生ね今日までなんだよね。今までありがとう。これからも頑張ってね」って言われた瞬間、辛かった時期と重なってたから 優しい言葉に大泣き😭
周りの先生飛んで来た。「どうしたの?寂しくなったの?」って聞かれたけど。本当の理由は、言わなかった

パパとママが「人より出来るようになるのに時間がかかったり、出来ない事もあるけど。やってみるのは必要」って選択をしてくれたから
着替え、食べる、飲む、トイレ、漢字で名前を書く
お風呂、工夫が必要な場合もあるけど。
どうすれば自分で出来るかを まず考えてやってみる

どうしても空間認識能力が低くて 方向音痴とか。
服を同じ大きさに畳む、荷造りとか。
バランス整える系が苦手
筋緊張とか障がいの影響があったりするんだけど

まだ不器用だからって言い聞かせて頑張ってみる
どこに自分で時間をかけるかを決めちゃった方が良いのは、わかってる。(自分でやりたい意志との戦い)
今は、いろんな人と共同生活しながら定期診察と訓練とヘルパーさんと楽しくお出かけしたり、資格勉強したり、気持ちの波もあるから計画通りに1日終われる日の方が少ないけど。
目標達成まで頑張ります。

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