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Szégyen a futás, de hasznos.

「無用の用(むようのよう)」という言葉。一見意味がないように感じるものが、実は重要な役割を担っているという意味を持つ言葉です。

 『老子』には「埴をうちて以て器を為る。その無に当たりて器の用有り(粘土をこねて器を作る。器の中にある空間は一見無用に見えるが、その空間があるから器が作れるのだ)」とあり、『荘子』には「人は皆有用の用を知るも、無用の用を知る莫きなり(人はみんな明らかに役立つものの価値は知っているが、無用に見えるものが人生において真に役立つものだとは知らない)」とあります。

役に立つか、役に立たないか。これを瞬時に判断するなんて難しい。目利きや先見性・・というのもなんか違う。これは無用だと思われているものを有用に、自ら変えていく人に言われる言葉だと思います。

判断力、即決力が大事だ!・・なんて言われるけど、役に立つ?立たない?を直ぐに決める必要はない。役に立つものとして活かす!・・これが大事ですね。

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[2023.04.10投稿]


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