大妄想:10月4日を祝日に制定

もうお分かりの通り。「日本証券業協会」が制定した投資の日を祝日にしてみるとどうなるか。

何の躊躇もせずに、どどんと国民が一口千円(くらい)をすきなところへ一斉に投資する日。子供がいるところは親が投資代行する。

この日は官庁も若干悪乗りしてよろしい日。様々な官庁が所管する基金の10%をあらかじめ国民から募った投資先へドドンと投げかける。動かない基金があれば、標的となります(笑)。また、貧しい人々へ一口づつ配布してもいい。その人たちの思うところへ投資できるように職員の階級を超えて手を差し伸べるのです。

弱肉強食で疲れた心を、この日ばかりは未来に夢を乗せて希望の石(意思)を遠くのほうへもっと遠くへチカラの限り投げるのです。その意思で広がる波紋は、未来から現在へ揺れ伝わってくることでしょう。そう、波となって希望がやってくるのです。

この日は政治も駆り出されます。政治はわっしょいわっしょい自身の信じる神輿を担いで練り歩くのです。国民は水を用意して、大いに神輿と担ぎ手にぶっかける。コンチクショウでも税金返せでも、この日ばかりは無礼講で言いたい放題に叫んでよろしいのです。

お酒は飲まなくても、大人も子供も政界も財界も学術も官界も、現生への感情を吐き出して、未来に向かって元気に飛び跳ね希望を投げるのです。

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わたしは、つかれているのかもしれません。この妄想を書いているとき、本当にワクワクしてしまいました。大きな声で街を歩いている気分になりました。投票日とは違った投資の日という祝日。おなじ未来に投げかける石(意思)ではあるけれど、こちらのほうがノリがいい。

これは、白黒にグラデーションされた映像とは違います。あの騒乱・動乱の映像ではないのです。天然色で誰しもが楽しそうに笑う瞬間がある、そんな映像なのです。そう、もう巣ごもりから解放されたい、グラディエーションしたいのです。

今年の秋には、こんな "カラーな騒ぎ" が巻き起こってほしい。それは、空騒ぎであってもいいんですから。

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