富を集めて義務を果たす、それが米国だったのではないですか?

その義務が「自由と民主主義を守る世界の警察」と、認識しているのは、私だけでしょうか。

義務を果たすから、国際的な格差を越えて、米国に富が集中するのを許してきた経緯があるのです。そう、”頑なに信じている” 昭和世代も多いはず。

「富と義務」。このバーターが成り立つのが20世紀とするなら、21世紀はどんな交換が均衡をもたらすのでしょうか。

もし、義務を果たさない富だけを手放さない巨大国家があるのだとしたら、世界から孤立するのは時間の問題です。

トランプさん。「得意の取引」と「自由と民主主義を守る世界の警察」をごちゃまぜにしないでいただきたい。次元が全く違うのです。

このまま、義務を果たすつもりのない米国であれば、場合によっては、「国家資本主義を守るための世界警察」が誕生し、覇権を広げる可能性が出てくるのでしょう。それで、いいのですか? アメリカ合衆国よ。



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