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オゾンを破壊して紫外線が降り注げば・・・

ウィルスも人間も「アウト!」ですが・・・「セーフ」な紫外線を活用する技術が進んでいるとか。

で、「オゾン」て何?(国立環境研究所より転載

オゾン層って何でしょうか
 オゾン(O3)は酸素原子3個からできた、非常に酸化力の強い不安定な分子です。光化学スモッグで目がチカチカしたりするのは、オゾンの酸化力によって粘膜が刺激を受けるためです。この強い酸化力はしばしば殺菌に利用されます。
オゾン層はどうやってできたのでしょうか
今から約35億年前、海の中で生命が誕生しました。やがて、光合成により二酸化炭素(CO2)を酸素(O2)にかえるはたらきをもつラン藻類が登場し、地上に酸素を供給しはじめました。大気中の酸素濃度が高まり、成層圏にまで達するようになると、成層圏の強い紫外線によってオゾンがつくられるようになりました。オゾンは次のような過程でつくられます。
オゾン層による紫外線の吸収とは
オゾン層は紫外線を吸収して、地上の生命を守っています。紫外線は、可視光線より波長の短い光(波長約400~100ナノメートル*)です。光は波長が短いほど、エネルギーが高くなり、生体に影響を及ぼします。
紫外線は、生体への作用により、UV-A(波長400~315ナノメートル)、UV-B(315~280ナノメートル)、UV-C(波長280~100ナノメートル)の3つの領域に分けられます。UV-Cは生物にとって最も有害ですが、オゾン層と大気中の酸素分子で完全に吸収され、地表には届きません。UV-Bも吸収されますが、一部は地表へ到達し、皮膚ガンや日焼けを生じさせ、しみやそばかすの原因となります。UV-Aの大半は地表に達し、しわやたるみの原因となります。オゾン層破壊で影響を受けるのはUV-Bです。オゾン層が1%減ると、地上のUV-B量は約1.5%増えるといわれています。
紫外線の影響とその予防
紫外線の影響をとくに受けやすいのは、皮膚と眼です。皮膚ガンには有棘細胞ガン、基底細胞ガン、悪性黒色腫があります。有棘細胞ガンと基底細胞ガンは、頭や首といった日光に強くさらされる部位にできやすいガンです。とくに、UV-Bが有棘細胞ガン発生に関連することはよく知られています。皮膚細胞のDNAはUV-Bを吸収し、そのエネルギーによりDNAの一部に傷がつきます。傷ついたDNAは修復されますが、何度も傷つけられると修復の過程でエラーを起こし、これがガン化を引き起こすと考えられています。
また、眼では、水晶体が濁って物が見えにくくなり、やがて失明にいたる白内障が、UV-Bの増加で増えると予想されています。紫外線量の多い地域と少ない地域に住む人の間で、白内障の有病率や進行度の異なることが、疫学調査で明らかになっています。

手を抜いて恐縮ですが、ほぼ全文掲載いたしました。

地上では、紫外線を直接、目や皮膚などに照射しなければ問題なさそうですが・・・。

で、「紫外線情報」なるものを日経新聞さんで検索してみました。


日経新聞「検索」機能で「紫外線」検索結果

紫外線検索


おもしろかったのが、下記、二つの記事


傘は「・・・ソーシャルディスタンス(社会的距離)を自然に確保・・・」できるんだそうで、なるほどと思いました。それにしても、笠?(市女笠・・・なんちゃって)には色んな形や用途があるんですねぇ。感心しきり。でも、忘れやすいんですよ、高いやつの方が・・・泣。

「・・・目の角膜から網膜までの長さ(眼軸長)が伸びると近視・・・」となるのだそうで、その眼軸長の伸びを抑えるのに「・・・太陽光に含まれるバイオレットライト(VL、波長360~400ナノメートルの可視光)・・・」を浴びるのが効果的なのだそうです。

へぇ、紫外線や可視光近辺の紫色て「毒にも薬にも」なるんですねぇ。

(因みに自分の名前で検索すると・・・なんか、出てきちゃった・・・笑)


ところで、「むらさき」は、奈良時代では高貴な色として珍重されていたと思います。

紫生地

ご紹介している「竹田市志土知」というところには、紫色を引き出す染色に使われる「紫草」の栽培技術が受け継がれています。私の隣町で自宅から車で20分くらいのところ。私のところと同じく、過疎・高齢化でピンチですが・・・。因みに私の居住地区は「久土知」です・・・笑。


「オゾン~竹田市」まで、駆け足(暴走)で書きましたが、梅雨の時期に調べ物をする ”快適時間” はとても ”豊かな時間” だと実感しています。

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