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我が子を鳥の目で知る

この前、次男の保育園の保育参観がありました。この情勢下、昨年はなかったので、お久しぶりの保育参観。私も楽しみにしていました。

とはいえ、まだ年少。年少クラスからは変装なしでの参観なので、ずっとくっついてるかとも思ったけれど、全然そんなこともなく。時々嬉しそうにぎゅっと抱き着いては、また遊びに戻っていたので、割といつもの様子に近い姿が見られたのかなと思います。

年少さんにもなると、うちの園では朝の会があるのね。普段は、先生がみんなの前に座って、ちょっとした遊びをしたり、名前を呼んで出欠確認くらいなものらしいんだけど、ちょうどこの日は、席替え後のグループの名前を決めよう!って言うことで、各テーブルごとに、もちろん大人が間に入りつつも、子どもたちメインで意見を出して決めましょう!っていうことだったんだけど。おそらくそんな取り組みは初めてで、3歳さんにはまだまだ高度な取り組みだったみたい。

そんな中うちの次男君はというと、自分の意見が必ず通るわけではないとわかると、途端にやる気をなくしたのか、姿勢もだらけて、テーブルにだら~んと突っ伏した状態に...。

各グループの名前が何とか決まり、先生がほかのグループの名前発表をしているときも、その体勢で聞いてるんだか聞いてないんだか...。


グループ決めの後は、園庭へ。園庭では自由遊びだったから、走り回ったり、鉄棒によじ登ったり、狭い園庭の中で縦横無尽に遊びまわっていました。


が、ここで感じたのはあんまり協調性がないのかも!?ってことでした。


トータルで1時間くらいの外遊びだったけれど、大体が1人で遊んでるし、なんとなく一緒に遊んでる風でも、輪に入っている感じがしなかったんだよね。唯一、ちゃんと一緒に遊べてる感じがするのが、ゼロ歳からのお付き合いで、それぞれの兄と姉も同級生であるA君と遊んでる時だけ。それ以外は本当に独りよがりな感じが...。

外遊びの途中で先生との面談に呼ばれ、色々お話を聞くと、春にあった面談でも言われたんだけれど、いつものルーティンは完璧なんだけど、ひとたび予定が変わったりすると、相変わらず思考停止になってしまうそうで(笑)家では、長男に知られたくなかったり(知られると面倒だったり)で、普段から長男優先にしてしまってる関係で、直前まで予定を伝えたりすることが少ないのもあるとは思うんだけど、う~ん、これはきっと、成長を待つしかない気がするかもな...(;'∀')

で、朝の会での話をちゃんと聞いてないこととか、外遊びでの独りよがり感についても聞いてみたら、どうやらちゃんと自分の意見や世界観はあるけれど、周りに関心が無かったり、自分の関心のあることにしかやる気が無かったり、世界観の共有ができないのがお気に召さないよう。ちょっと頑固な一面があるから、きっとそれが拍車をかけてるんだろうなぁ。で、唯一A君だけは、同じく上に兄弟がいることで、家庭でも思い通りにならない色々を上手く渡り歩いているのもあるのか、その世界観をお互い上手く共有できる相手だということでした。よくも悪くも、家庭でもまれてる分、子ども同士のやり取りにおいては、同年代よりちょっと大人になってしまってるのかもしれないな。

そんなこんなで、次男のことをプロから見た客観的な目線での様子を知ることで、よくわからないと思ってた次男の全体像が、前より少しはっきり見える機会になりました。

長男の時はね、初めての子だったし、超絶不細工だったけどかわいくて(笑)産後うつとか育児ノイローゼなんてどこ吹く風、常に小脇に抱えてたかったし、彼の繊細な気質、性格的にも、目も手もかけつつ、なんでも事細かに説明して育てることで、精神的に安定してました。だけどそれも3歳頃になると精神的には安定してるけど、物事を全然自分で考えない子になったな…と、ちょっと失敗したなと思って、ちょうど次男が生まれるころに、説明をしないけれどありのままを認める方向に、大幅に方向転換してからの次男の子育てスタートだったから、良くも悪くも次男は手抜きで育てたような感じでね。元々雑な私が拍車をかけて雑に育てたおかげか、自我はしっかりあるけれど、母親として彼のことを全く理解できてないなって、最近思ってたんだよね(゚∀゚)

今回、次男のことを知るとてもいいきっかけでした。とはいえ、彼がこのまま彼らしく育っていくとすると…小学校の集団生活は、間違いなく苦痛でしかないだろうから、長男もしょっちゅう登校渋り気味だけど、長男とは全くタイプは違うけど、別の理由で小学校生活は今から覚悟した方がよさそうだなぁ…(笑)

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