本を読む体力

先月からNetflixを契約した。

『アイリッシュマン』が観たかったのだが、それだけでは収まらない。

もともと、バカみたいに間延びした外国のドラマは好きではなかった。シーズン3ぐらいまでが限界で飽きてしまう。ラストを見越して作られていない物語などしまりがなくてやってられない。

だから、『アイリッシュマン』だけ観て契約更新しなければよいと思っていたのだが、

Netflixは奥が深いんだこれがまた

ドラマもシーズン2とか3ぐらいで終わっているものが多く、人気がないと打ち切られるらしいと聞いていたが、観てみるとなかなか面白い。

ついつい一気見してしまう。

先週は『マインドハンター』とかいうのを観たがこれが、おもしろい。シーズン2までできていて、3以降は制作延期中だということで、消化不良はなはなだしい。

『アイリッシュマン』のようなオリジナル映画もある。どれを観ようか迷っている時間のほうが長い。先日から『メシア』ってのを観だしたが4話ぐらいまで観たがこれからが楽しみ。

さらにAmazonプライムにも入っているので、こちらは最近古い映画のリマスターが充実している。名前は知っているけれど観たことのない映画ってのはけっこうあるもので、ついつい『マルタの鷹』と『三つ数えろ』の二本同時上映。名画座気分でセレクトする。昨日は『家族の肖像』と『河』、ヴィスコンティとルノワール師弟上映なんてのもやってみた。

おそるべしNetflix&Amazon

読書にくらべ、映画やドラマはより受け身だから、気持ちが弱っていたりしてもなんとなく観てられる。

最近は長い映画などは観てられなくなってきた。どうも、世の中全体がせっかちになっているらしく、YouTubeのような短いものを次から次へと観るようになっているらしい。ザッピングっていうのかな?

コロナの影響などと、なんでもコロナのせいにしてはまずいとは思うが、このごろどうして、体力、気力が弱っているきがする。先の見えない不安からのストレスなのだろうか、外に出て体を動かさないせいだろうか。

気力がない。

体力がない。

本を読む体力がないのだ。


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