アルナックの失われし遺跡①
どうも、楓です。
今回は、アルナックの失われし遺跡の記事になります。
デザイナーのお二人は現時点ではアルナックの失われし遺跡のみ制作されているようですね。
■どんなゲームなの?
デッキ構築+ワーカープレイスメントで資源管理していくゲームです。
BGGでのWeightは2.91、時間は30~120分と中量級寄りの少し重めのゲームです。
全5ラウンドあり、手番順に1アクションすると次の人の手番になります。
できることがなくなったら(ほぼ、損しかないですが行動できてもやらずにパスは可能です)、ハードパスとなり全員がパスしたら次のラウンドへ移ります。
<手番でできる主なこと>
①発掘する:発見済みの場所にワーカーを配置して、資源を獲得
②新たな場所を発見する:未探索の場所を探索して、資源などを獲得
新たな場所を発見する場合は、発見のための必要資源としてコンパスが必要です。かつ、どのような資源がもらえるかタイルめくり運になるため発見した人は銅像がもらえます。銅像は入手時のボーナス、かつあとから様々な資源に変換することも可能です。
③守護者を撃退する
様々な守護者(怪物)が出てきます。悪いものではなく、遺跡を守っている神様のようなイメージのようです。撃退することで、仲間になり、資源やVPがもらえます。
④カードを購入する
デッキ構築なので、ショップもあります。
カードは大きく2種類あり、初期カードより強力です。
どのようなバランスで購入していくのがいいか・・・腕が問われます。
⑤カードをプレイする
カードをプレイして、効果を適用します。
※実はアルナックでは、ワーカーを配置するのにも、基本的にカードを消費します。カードの左上に靴や船のアイコンがあるのですが、これが配置コストになっています。配置コストとして使った場合、カードに書いてある効果はすべて無視します。
⑥研究する
主たるVP行動になります。基本的には、⑥をするために①~⑤のアクションをして資源などを集めていきます。メインボード右側にある研究トラックをあげ、最上段を目指します。
⑦その他
他にも細かい要素がいくつかあります。
例えば研究トラックを進めることで、アシスタント(助手)を獲得できます。よくある、1ラウンドに1回使えるお助けキャラです。
■遊んだ感想
要素は多いですが、とてもよくできている中量級ゲームです。
〇プレイ時間
・3~4人で、120分程度です。
〇リプレイ性
・充分あります。カードやタイルは相当数あり、同じ盤面になることはほぼないです。さらに拡張を入れることで、個人能力がでてきたり、メインボードの種類が増えたりするため、好きな人は何度も遊べると思います。
〇ルールの複雑さ
・何度かやらないと、色々やってるうちに終わってしまうかもしれません。
カードの強さもいまいちピンときません。
〇価格
・日本語版が流通してましたが、現在基本は在庫薄のようです。
拡張は流通していますね。
②の記事で、拡張について記載予定です。
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